特許
J-GLOBAL ID:200903090939210304

宛名行抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-105576
公開番号(公開出願番号):特開平8-305794
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 宛名文字の大きさの変化に影響を受けずに宛名行抽出を高精度に行える宛名行抽出装置を提供する。【構成】 ラベリング部22は宛名の存在する領域の画像をラベリングしてブロックを得る。ブロック分類部23はそれらブロックを局所的にグループ分けし、文字サイズ推定部24は各グループ毎にブロックの標準的なサイズである標準ブロックサイズを算出する。ベースブロック選出部26はブロックの統合を開始するブロックであるベースブロックを選出する。行検証部29は、行成長部27がベースブロックから統合を行って生成する統合ブロックが宛名行らしいと判定した場合にはその出力を行い、宛名行らしくないと判定した場合は、ベースブロックの再選出、統合ブロックの再生成を各部に実行させる。ベースブロックが見つからない場合には、標準ブロックサイズの算出をやりなおす。
請求項(抜粋):
郵便物の記載内容に応じた画像データから宛名以外の記載情報を検出する雑情報検出手段と、この雑情報検出手段の検出結果を用いて前記郵便物の宛名の記載に用いられている可能性が高い、宛名行の筆記方向を指定する情報を含む書式候補を少なくとも1つ仮定する宛名書式仮定手段と、この宛名書式仮定手段が仮定した各書式候補に対して、書式候補に応じた一領域分の前記画像データから、黒画素が連結した閉領域を包含するサイズが最小である矩形のブロックを特定し、特定したブロックに関する情報を出力するブロック特定手段と、このブロック特定手段が各書式候補に対して特定した各ブロックの位置および大きさに関する情報を基に、書式候補ごとに各ブロックを幾つかのグループに分類するブロック分類手段と、このブロック分類手段が分類したグループごとに、それぞれに属するブロックの大きさの平均値を算出し、算出結果を標準ブロックサイズとして出力する標準ブロックサイズ算出手段と、前記ブロック分類手段によって分類された各グループに属するブロックから、前記標準ブロックサイズ算出手段によってそのグループに対して算出された標準ブロックサイズとの大きさの差が所定値以内のブロックを宛名文字ブロックとして特定し、その特定結果を前記グループごとに出力する宛名文字ブロック特定手段と、この宛名文字ブロック特定手段でグループごとに特定された宛名文字ブロックから、所定の範囲内の大きさを持ち、そのグループに関する前記標準ブロックサイズに最も近い大きさを持つ宛名文字ブロックをベースブロックとして選出するベースブロック選出手段と、このベースブロック選出手段によってグループごとに選出されたベースブロックと、そのグループに対応する前記書式候補における前記筆記方向と直交する方向に関しての重複の度合いが所定値以上の同一グループ内の宛名文字ブロックとを統合し、各グループに対する統合結果をそれぞれ統合ブロックとして出力するブロック統合手段と、このブロック統合手段が、グループごとに出力する統合ブロックの前記画像データ内での位置や大きさを前記書式候補単位で相互に比較し、宛名行として最も適当な形態を有する統合ブロックが得られた書式候補を前記郵便物に用いられている書式とする書式決定手段とを具備することを特徴とする宛名行抽出装置。
IPC (4件):
G06K 9/20 340 ,  G06K 9/00 ,  G06K 9/34 ,  G06K 9/46
FI (4件):
G06K 9/20 340 K ,  G06K 9/00 H ,  G06K 9/34 ,  G06K 9/46 G

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