特許
J-GLOBAL ID:200903090942684007

音声符号化通信方式及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-069747
公開番号(公開出願番号):特開平5-083208
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】送信側の低消費電力化のために不連続送信装置を備えて無声区間の送信を停止し、受信側で擬似雑音を発生させて無声区間の再生出力とする音声符号化通信方式に適応差分PCM方式を適用した場合に、擬似雑音のレベルが送信側の背景雑音レベルと異なるために生ずる再生音声の聴感上の不快感を改善することを目的とする。【構成】送信側符号化装置にCNフラグ発生器3と切替器5とを設けて無声区間中所定の間隔で無声区間を示すCNフラグと符号化された背景雑音を所定の時間だけ送出してその後の送信を停止し、受信側復号装置に切替器8,11とCN利得調整器10とを設けてCNフラグを検出したときその後に続く背景雑音の復号時の予測係数とレベルを保持しそれに続く擬似雑音を保持した予測係数を用いて復号するとともにCN利得調整器でレベルを補正して再生出力とするように構成した。
請求項(抜粋):
音声符号化装置の送信電力を低減するために音声休止区間の送信を停止し、受信側で発生させた擬似雑音を音声休止区間の再生出力とする音声符号化通信方式において、送信側では、音声信号を適応差分PCM符号化して送出するとともに前記音声休止区間に入ったとき、音声休止区間中所定の間隔で音声休止区間を示すCNフラグと該CNフラグに続けて符号化された背景雑音を所定の時間だけ送出した後それぞれ送信を停止し、受信側では、受信信号を適応差分PCM復号して再生信号を出力するとともに該受信信号から前記CNフラグを検出したときそれに続く前記符号化された背景雑音の予測係数とレベルを保持し、その後受信側で発生させた擬似雑音に切替えて前記保持された予測係数で復号するとともにそのレベルを前記保持された背景雑音のレベルに等しくなるように補正して再生信号とするように構成したことを特徴とする音声符号化通信方式。
IPC (2件):
H04B 14/06 ,  H03M 7/38

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