特許

J-GLOBAL ID：200903090951525329

電子写真装置における転写材の裏汚れ防止方法

発明者： 古川 和彦 ,  香川 敏章 ,  新川 幸治 ,  石井 洋 ,  沢井 宏之 ,  横田 昌吾
出願人/特許権者： シャープ株式会社
代理人 (1件)： 青山 葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-044551
公開番号（公開出願番号）：特開平5-241456
出願日： 1992年03月02日
公開日（公表日）： 1993年09月21日
要約：

【要約】【目的】 電子写真装置において、紙等の転写材が供給されていないときの転写部材へのトナーの付着を防止することによって、転写材の裏汚れの問題を解消する。【構成】 転写材の供給時には正規トナーの電位と逆極性の正規転写電圧が、転写材の非供給時には正規トナーの電位と同極性のクリーニング電圧が転写ローラ等の転写部材に印加される電子写真装置において、転写材の非供給時、像担持体の帯電電位Vdcと現像バイアス電圧Vdとの電位差Vdc-Vdが正規トナーの電位極性(正)とは反対の極性になるように、像担持体の帯電電位Vdcを制御することによって、像担持体に逆帯電トナーを付着しないようにする。このような像担持体の帯電電位の制御は、たとえば、像担持体に対向する側にハーフトーンの露光面を有するシャッターを露光部に設け、転写材の非供給時にはシャッターを閉じて、上記露光面によって反射された光を像担持体に照射することによって行われる。

請求項（抜粋）：

像担持体と、この像担持体を帯電させる帯電部と、画像に応じて上記像担持体を照射して上記像担持体の帯電面に静電潜像を形成する露光部と、現像バイアス電圧によって正規に帯電された正規トナーを上記静電潜像に供給してトナー像を形成する現像部と、上記トナー像を転写材に転写する転写部材を備え、転写材の供給時には正規トナーの電位と逆極性の正規転写電圧が、転写材の非供給時には正規トナーの電位と同極性のクリーニング電圧が上記転写部材に印加される電子写真装置において、転写材の非供給時、上記像担持体の帯電電位と上記現像バイアス電圧との電位差が正規トナーの電位とは逆の極性になるように、上記像担持体の帯電電位を制御することによって、上記像担持体に逆帯電トナーを付着しないようにした転写材の裏汚れ防止方法。

IPC (3件)：

G03G 15/16 ,  G03G 15/02 102 ,  G03G 15/06 101

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭63-247781
  
• 特開昭56-073325
  
• 特開昭61-242002