特許
J-GLOBAL ID:200903090981270880

鉄基高剛性材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-224727
公開番号(公開出願番号):特開2002-105588
出願日: 2001年07月25日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 分散化合物の微細均一化を達成することによって、ヤング率が210GPa以上の高剛性を有すると共に、優れた靭性を安定して発揮することのできる鉄基高剛性材料、およびその様な鉄基高剛性材料を製造する為の有用な方法を提供する。【解決手段】 鉄基金属と前記化合物との擬2元状態図において液相線温度が最低となる組成における前記化合物の体積分率をX(%)としたとき、前記鉄基高剛性材料中に占める前記化合物の体積分率が(X-5)〜(X+3)(%)の範囲内にあると共に、該化合物のうち粒径が8μm以下のものが全化合物中に占める割合が体積分率で80%以上であり、且つ前記鉄基高剛性材料中の酸素濃度が50ppm以下であると共に、10個以上の試験片によって行なう常温シャルピー衝撃試験の測定値の平均が110J/cm2以上で、前記測定値の最も低い値が前記平均値の50%以上である。
請求項(抜粋):
鉄基金属中に鉄よりも剛性の高い化合物を分散した鉄基高剛性材料において、前記化合物は周期律表第IVa族またはVa族金属の硼化物、炭化物、窒化物またはそれらの複合化合物であって、前記鉄基金属と前記化合物との擬2元状態図において液相線温度が最低となる組成における前記化合物の体積分率をX(%)としたとき、前記鉄基高剛性材料中に占める前記化合物の体積分率が(X-5)〜(X+3)(%)の範囲内にあると共に、該化合物のうち粒径が8μm以下のものが全化合物中に占める割合が体積分率で80%以上であり、且つ前記鉄基高剛性材料中の酸素濃度が50ppm以下であると共に、10個以上の試験片によって行なう常温シャルピー衝撃試験の測定値の平均が110J/cm2以上で、前記測定値の最も低い値が前記平均値の50%以上であることを特徴とする鉄基高剛性材料。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302
FI (2件):
C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 302 Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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