特許
J-GLOBAL ID:200903090985099590

路面表示塗料削除装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008884
公開番号(公開出願番号):特開平10-204822
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 回動フレームの振動の小さい路面表示塗料削除装置を提供する。【解決手段】 路面表示塗料削除装置10は、押圧装置70を構成する部品のうち回動フレーム40側に固定されるものは下方ばね受部材80しか存在せず、しかも、その下方ばね受部材80は僅かな高さの形状であってその質量は比較的小さなものであるので、回動フレーム40の回動中心から離隔した側の質量がそれほど増加しない。したがって、回動フレーム40の共振周波数がそれほど低下せず、削除工具44を有する回転盤46や回転軸43、或いはそれを回転駆動する回転駆動装置48の振動に起因する回動フレーム40の振動振幅の増加が抑制されるので、削除工具44の上下振動が増加せず、削除工具44の寿命が長くなる。また、回動フレーム40の振動振幅が抑制されると、路面表示塗料削除装置10のハンドル20を把持する作業者の手に伝達される振動が小さくなるので、路面表示塗料削除装置10の直進性や、路面表示塗料削除装置10を操作する作業者の疲れが改善されるので、十分な操作性が得られるようになる。
請求項(抜粋):
車輪によって移動可能に支持された車体フレームと、水平な一軸まわりに回動可能に該車体フレームに支持された回動フレームと、該回動フレームに設けられ、路面に対して接触可能に設けられた削除工具を有する回転体を略垂直な軸まわりに回転駆動する回転駆動装置と、該回動フレームを路面側へ付勢することにより前記削除工具を路面に対して押圧する押圧装置とを備え、路面上を移動しつつ該路面上に所定の厚みで固着された表示塗料を削除する形式の路面表示塗料削除装置であって、前記押圧装置が、前記車体フレームに固定された水平ブラケットと、該水平ブラケットに設けられた上方ばね受部材と、前記回動フレームの回動中心側とは反対側に固定された下方ばね受部材と、前記上方ばね受部材と該下方ばね受部材との間に介挿された圧縮コイルスプリングとを、含むことを特徴とする路面表示塗料削除装置。

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