特許
J-GLOBAL ID:200903090993917642

多重故障発生時の故障復旧方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049639
公開番号(公開出願番号):特開平5-252160
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 多重故障時にメッセージの種類を増やすことなく優先度の高い故障の復旧時間を悪化させない多重故障発生時の故障復旧方法を提供する。【構成】 網内で多重故障が発生した場合、複数種類の故障復旧メッセージIが同一のノード5に到着する。ノード5は、故障復旧メッセージIに記録されている復旧優先度値を比較し、優先度の高い方の故障復旧メッセージIを隣接ノードに送出する。優先度の低い方の故障復旧メッセージIは廃棄される。優先側の故障復旧メッセージIが非優先側のSENDERノードであるノード3に到着すると、ノード3は復旧保留状態になり、故障復旧メッセージIの送出を停止する。優先側の復旧が終了すると、優先側のSENDERノードであるノード1は、復旧終了メッセージKを送出する。復旧終了メッセージKを受信した非優先側のSENDERノードであるノード3は、改めて故障復旧メッセージIを送出して復旧作業を行う。
請求項(抜粋):
網内に故障が発生したときに、故障端の一方のノードが隣接ノードに故障復旧メッセージを送出し、この故障復旧メッセージを受信した前記隣接ノードが前記故障復旧メッセージを改めて隣接ノードに送出することを繰り返すことによって、前記故障復旧メッセージが前記故障端の他方のノードに到着し、それによって迂回路を形成し、故障伝送路を迂回させる故障復旧方法において、網内で複数の故障が発生したときに、各故障端の一方のノードから送出された複数種類の故障復旧メッセージを受信したノードが優先判定ノードとなり、この優先ノードが、前記複数種類の故障復旧メッセージ内にそれぞれ記録された故障したリンクの重要度や容量によって算出される復旧処理の優先度値を比較し、優先度値の最も高い故障を復旧最優先故障として、それに対応する故障復旧メッセージを隣接ノードに送出し、それ以外の故障復旧メッセージを廃棄し、前記復旧最優先故障の復旧が終了するまではそれ以外の故障に対して前記優先判定ノードを経路とする迂回路の設定を禁じ、前記復旧最優先故障に対応する故障復旧メッセージを他の故障端のノードが受信すると、そのノードが復旧保留状態となって故障復旧処理を中断し、前記復旧最優先故障の復旧処理が終了すれば、前記復旧最優先故障に対応する故障端の一方のノードが復旧終了メッセージを送出し、その復旧終了メッセージを前記復旧最優先故障に対応する故障端以外の故障端の一方のノードが受信した後に改めて前記復旧最優先故障以外の故障の復旧処理を始めることを特徴とする多重故障発生時の故障復旧方法。
IPC (7件):
H04L 12/24 ,  H04L 12/26 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 13/00 351 ,  G06F 15/16 470 ,  G06F 15/16 ,  H04M 3/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-095729
  • 特開昭61-293349

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