特許
J-GLOBAL ID:200903091000540553

画像処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-184219
公開番号(公開出願番号):特開平5-252437
出願日: 1991年07月24日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 自動露出補正などの有無に影響されることなく、ビデオ信号からの物体の検出操作を高精度に行うことが可能な画像処理技術を提供する。【構成】 バックRAM4に保持された背景画像データから平均輝度Ybmが算出されてレジスタ6に保持され、ビデオRAM3に保持された対象画像データにおける背景部分の平均輝度Yvmはレジスタ5に保持される。正規化回路7および8は、ビデオRAM3の各ピクセル(x,y)における正規化値Nv および対応するバックRAM4のピクセル(x,y)における正規化値Nb を計算し、判定器9は、両者の差分ΔY(x,y)を演算し、所定の閾値YSHと大小比較して物体検出信号S(x,y)を出力する。中央処理装置10は、各部の制御および平均輝度Yvmおよび平均輝度Ybmの計算を行い、平均輝度Yvmの計算は、サンプル点座標メモリ11に設定された離散的なピクセル位置に関して行う。
請求項(抜粋):
背景画像データと、この背景画像データ中に混在する物体画像データとの差異を検出して、物体の背景中における有無を検出する画像処理方法であって、前記物体画像データが混在しない状態の前記背景画像データを取り込み、当該背景画像データの平均輝度Ybmを算出して保持する第1の段階と、前記背景画像を含む任意の対象画像データを取り込み、当該対象画像データにおける平均輝度Yvmを計算して保持する第2の段階と、前記対象画像データにおける任意のピクセル位置での輝度Yv (x,y)と平均輝度Yvmとの比からなる正規化値Nv 、および前記背景画像データにおいて対応するピクセル位置での輝度Yb (x,y)と前記平均輝度Ybmとの比からなる正規化値Nb をそれぞれ算出し、前記正規化値Nv と前記正規化値Nb との差分ΔY(x,y)を計算する第3の段階と、前記差分ΔY(x,y)と所定の閾値YSHとを比較し、当該差分ΔY(x,y)が前記閾値YSHよりも大きいとき、当該ピクセル位置(x,y)における物体検出信号S(x,y)を出力する第4の段階とからなることを特徴とする画像処理方法。
IPC (3件):
H04N 5/262 ,  G06F 15/62 415 ,  G06F 15/70 410

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