特許
J-GLOBAL ID:200903091001032993

偏波ダイバーシティを使用する線形信号分離

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-557195
公開番号(公開出願番号):特表2003-522465
出願日: 2001年01月31日
公開日(公表日): 2003年07月22日
要約:
【要約】信号分離器は、入力信号の略フラットなフェージング特性を利用することにより、無線通信システム基地局で生じるコリニア干渉を解決する。この目的のため、本発明は、様々な偏波を有するアンテナアレイ素子を用いることによって達成されたダイバーシティを利用する。RFダウンコンバータは、信号分離器に、様々な偏波アンテナ素子の一つ以上の組で受信された信号波形のベースバンド離散時間デジタルサンプルを供給する。信号分離器は、信号と信号の発信源のユーザを推定するため、RFダウンコンバータによって生成された垂直及び水平に偏波した受信信号から、ベースバンド信号に重みを付けて結合する。信号分離器は、係数計算器によって供給された偏波係数を使用する。偏波係数を作成するため、係数計算器は、チャネル推定器からチャネルフェージング係数の組を受信する。チャネルフェージング係数の推定値は、ピーク値及び学習パターン間の既知の相互相関を使用する標準的な信号処理アルゴリズムを用いて導出される。係数計算器は、信号分離器の出力がユーザの情報信号に一致するように、係数マトリクスを用いて、信号分離器によって要求された偏波係数を計算する。
請求項(抜粋):
望ましいユーザ、及び、一つ以上の潜在的な干渉源からの送波が、基地局のアンテナの放射パターンの共通ローブを通る略共通した方向に沿って基地局受信機へ入射する無線通信システムにおいて、該望ましいユーザからの受信信号を干渉源から分離する方法であって、 少なくとも二つのダイバーシティ特性アンテナ素子を用いて該望ましいユーザ及び該干渉源から別々に信号を受信する手順(a)と、 該望ましい信号からの受信信号と該干渉源からの受信信号を区別するため、上記少なくとも二つのダイバーシティ特性アンテナ素子によって受信された信号を線形信号処理する手順(b)と、を有する方法。
IPC (3件):
H04B 7/08 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/10
FI (3件):
H04B 7/08 Z ,  H04B 1/10 L ,  H04B 7/10 B
Fターム (11件):
5K052AA01 ,  5K052BB01 ,  5K052CC06 ,  5K052DD04 ,  5K052FF31 ,  5K059AA08 ,  5K059BB01 ,  5K059CC03 ,  5K059DD31 ,  5K059DD39 ,  5K059EE02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 干渉補償方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-175848   出願人:日本電信電話株式会社
  • アレイアンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-313309   出願人:日本電気株式会社

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