特許
J-GLOBAL ID:200903091003855032

多節リンクの膝関節を備える義足

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保科 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-331942
公開番号(公開出願番号):特開2000-139974
出願日: 1998年11月06日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】多節リンクの主要なリンクを直接制約することなく、所定の方向の荷重を作り出すことなしに、ロックを解除してアンロックの状態を得ることができ、有効な立曲げを実現する。【解決手段】大腿部材12、後方リンク50、前方リンク40および下方リンク60が、4節の限定連鎖を構成する。この限定連鎖は、前方リンク40の連結部よりも少し下方の一箇所の部分で、下腿部材14のリンク接続部142に回転可能に連結される。そこで、限定連鎖は、大腿部材12に装着者の荷重が作用するとき、その一箇所の連結部の軸回りに回転し変形する。第1および第2のリンク81,82からなる中間リンク機構80が、下方リンク60上、前方リンク40と連結する側の部分と、後方リンク50の軸線方向中途の部分とを連結している。ストッパ92,93が第2のリンク82の動きを規制し、目的を達成する。
請求項(抜粋):
装着者の荷重が大腿を通して加わる大腿部材と、この大腿部材に対し膝関節を介して連結される下腿部材とを備える義足であって、前記膝関節は、膝の前側に位置する前方リンクおよび膝の後側に位置する後方リンクの少なくとも2つのリンクを含み、これらの各リンクは、膝の上部に位置する上方の端部が前記大腿部材の側に回転可能にそれぞれ連結され、しかも、膝の下部に位置する下方の端部が下方リンクの軸線方向の各端部にそれぞれ連結され、それら大腿部材、後方リンク、前方リンクおよび下方リンクによって限定連鎖を構成し、この限定連鎖は、前記下腿部材に対し、前記下方リンクの前記前方リンクとの連結側の一箇所で回転可能に連結される、多節リンクの膝関節を備える義足において、次のxをさらに備えることにより、前記大腿部材を通して前記膝関節に荷重が加わるとき、その膝関節にかかわる瞬間回転中心を膝関節を安定化させる方向に膝関節から遠ざけることを特徴とする義足。x.前記下方リンク上、前記前方リンクと連結する側の部分と、前記後方リンクの軸線方向中途の部分とを連結する2節の中間リンク機構
Fターム (9件):
4C097AA02 ,  4C097CC14 ,  4C097CC15 ,  4C097CC17 ,  4C097CC19 ,  4C097CC20 ,  4C097TA06 ,  4C097TA08 ,  4C097TB12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 回動可能な結合体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-026866   出願人:オツトー・ボツク・オルトペデイツシエ・インデユストリエ・ベジツツ-ウント・フエアバルトウンクス-コマンデイツトゲゼルシヤフト
  • 特表平5-505745
  • 特表平2-502608

前のページに戻る