特許
J-GLOBAL ID:200903091004433620

熱炭化水素流体用の被覆物品および燃料の熱減成付着物の防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-234378
公開番号(公開出願番号):特開平6-212431
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 熱炭化水素流体と接触する表面が金属基材上に被覆された拡散障壁物質または触媒物質である前記流体用の物品が提供される。【構成】 この層は、触媒として不活性で流体中におけるコークスの形成を抑制するか、または、触媒として活性で流体中におけるゆるく接着するコークスの形成を促進するが流体中におけるガムの形成を抑制する。触媒として活性な好ましい物質および触媒として不活性な好ましい物質は、それぞれ、金属基材の表面上に析出させた酸化ジルコニウムおよび酸化タンタルのような金属酸化物である。コーティング物質、すなわち拡散障壁コーティング物質と触媒コーティング物質は、キャリヤーガスを使用することなく、表面をあらかじめ酸化することなく、かつ拡散障壁物質または触媒コーティング物質を熱分解することなく、有機金属化合物の噴散化学蒸着により表面上に析出させなければならない。
請求項(抜粋):
イオウ、酸素またはこれらの混合物を含有する炭化水素流体から誘導される熱炭化水素減成生成物の金属表面への付着を防止するための方法であって、(a)金属表面中の金属とイオウ、酸素またはこれらの混合物との接触を防止する拡散障壁物質、または(b)炭化水素流体中で熱減成によるコークスの形成を促進するが同時に金属表面上でのガムの形成は抑制する触媒コーティング物質を前記金属表面に適用することからなり、前記拡散障壁物質または触媒コーティング物質は、キャリヤーガスを使用することなく、かつ拡散障壁物質または触媒コーティング物質を熱分解することなく、有機金属化合物の噴散化学蒸着により前記表面に適用する方法。
IPC (2件):
C23C 16/40 ,  C23C 16/30
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-025961

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