特許
J-GLOBAL ID:200903091011370340

光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130047
公開番号(公開出願番号):特開平6-318330
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 非点収差法を用いる光ピックアップ装置を安価で小型に実現するとともに、フォーカシング誤差とトラッキング誤差の検出精度を向上する。【構成】 検出レンズ7を透過した検出光束は、ビームスプリッタ8によって2つの光束La,Lbに分割され、一方の光束Laはアパーチャ部材20により、その中央部のみが抽出される。このアパーチャ部材20を通過した中央部光束Laaは、シリンダーレンズ9を介して非点収差を与えられた状態で、4分割受光素子10に入射する。また、他方の光束Lbは2分割受光素子11に入射する。したがって、アパーチャ部材20を通過した光束Laaは、中央部の部分PAcのパターンのみを含むため、4分割受光素子10には、トラッキング成分の一次回折光パターンPA10,PA11が入射しない。これにより、フォーカシング誤差信号にトラック横断ノイズが重畳されないので、フォーカシングサーボ制御を安定して実行することができる。
請求項(抜粋):
光源と、光源からの光束を光記録媒体に集光する対物レンズと、光記録媒体からの反射光を上記光源の光束と分離するビームスプリッタと、ビームスプリッタにより分離された上記反射光を検出光として導き入れて種々の信号を形成する検出光学系を備えた光ピックアップ装置において、上記検出光学系は、検出光の中心部の中心部光束とそれ以外の周辺光束とを分離する光束分離手段と、上記中心部光束に非点収差を与える非点収差光学素子と、この非点収差光学素子を透過した上記中心部光束を受光する4分割受光素子を備え、この4分割受光素子の受光信号に基づいて、少なくとも上記対物レンズのフォーカシング誤差信号を形成するようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  G11B 7/135
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-147821
  • 特開平4-047533

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