特許
J-GLOBAL ID:200903091013636711

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-112093
公開番号(公開出願番号):特開平6-300072
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 油圧緩衝器において、伸び/縮み側の減衰力を夫々調整し、かつ、ピストンロッドのストロークを大きくする。【構成】 シリンダ2内にピストンロッド8を連結したピストン7を嵌装する。ピストン7に伸び/縮み側油液通路13,14 とディスクバルブ15,16 を設ける。シリンダ2の外側に内筒3,27を設け第1、第2の環状通路を設ける。内筒3,27の外側に外筒4を設けリザーバ室6を設ける。シリンダ2の側面にガイド23とシャッタ35からなる減衰力調整弁22を設ける。シリンダ上室2aを第1の環状通路5とガイド23のポート32を介してリザーバ室6に連通させ、シリンダ下室2aを第2の環状通路27a とガイド23のポート33を介してリザーバ室6に連通させる。ダイヤル38でシャッタ35を回転させポート32,33 を開閉して伸び/縮み側の減衰力を夫々調整する。減衰力調整弁22をピストン7部に配置しないのでピストンロッド8のストロークを大きくできる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を2室に画成するピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ばされたピストンロッドと、前記シリンダの外周に設けられ該シリンダとの間に前記シリンダ内の一方の室に連通する第1の環状通路および他方の室に連通する第2の環状通路を形成する内筒と、該内筒の外周に設けられ前記内筒との間に油液およびガスが封入されたリザーバ室を形成する外筒と、前記ピストンに設けられ前記シリンダ内の2室を連通させる油液通路と、該油液通路の油液の流れを制御して減衰力を発生させる第1の減衰力発生機構と、前記シリンダ内と前記リザーバ室とを連通させるベースバルブと、該ベースバルブに設けられリザーバ室側からシリンダ側への油液の流通を許容するチェック弁と、前記ベースバルブに設けられシリンダ側からリザーバ室側への油液の流れを制御して減衰力を発生させる第2の減衰力発生機構と、前記第1の環状通路を前記リザーバ室に連通させる第1の通路と、前記第2の環状通路を前記リザーバ室に連通させる第2の通路と、前記シリンダの側面部に設けられたガイドおよびシャッタからなり、該シャッタの回転により前記第1および第2の通路の通路面積を調整する減衰力調整弁とを備えてなることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/44 ,  B60G 17/08

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