特許
J-GLOBAL ID:200903091016960846

高分子固体電解質

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336783
公開番号(公開出願番号):特開平10-176105
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 従来の固体電解質に比べてイオン伝導性に優れ、しかも、加工性、成形性、機械的強度や柔軟性にも優れるという特徴を有する高分子固体電解質を得る。【解決手段】 繰り返し構造単位が(1)式及び(2)式、(1)式及び(2)式及び(3)式、(1)式及び(2)式及び(4)式のいずれかで表される重量平均分子量が103 〜107 の範囲内であるポリエーテル多元共重合体又は該ポリエーテル多元共重合体の反応性を利用した架橋体のいずれかと、非プロトン性の有機溶媒から成る組成物、あるいは数平均分子量が200〜5000であるポリアルキレングリコールの誘導体もしくは金属塩又は該誘導体の金属塩のいずれかから成る組成物に対して、該組成物に可溶性の電解質塩化合物を配合したことを特徴とする高分子固体電解質。ここで(1)式の成分は5〜95モル%、(2)式の成分は95〜5モル%、(3)式又は(4)式で表される反応性基含有成分は0〜15モル%である。【化1】
請求項(抜粋):
高分子体のモノマー成分として、下記(1)式の成分5〜95モル%、(2)式の成分95〜5モル%、及び(3)又は(4)式で表される反応性基含有成分0〜15モル%からなる繰り返し構造単位が(5)及び(6)式、(5)及び(6)及び(7)式、(5)及び(6)及び(8)式のいずれかで表される重量平均分子量が103〜107の範囲内であるポリエーテル多元共重合体又は該ポリエーテル多元共重合体の反応性基の反応性を利用した架橋体のいずれかと、非プロトン性の有機溶媒から成る組成物、あるいは数平均分子量が200〜5000であるポリアルキレングリコールの誘導体もしくは金属塩又は該誘導体の金属塩のいずれかから成る組成物に対して、該組成物に可溶性の電解質塩化合物を配合したことを特徴とする高分子固体電解質。【化1】【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】【化7】【化8】【化9】上記に於いて、(1)及び(5)式においてR1は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数6〜14のアリール基、炭素数7〜12のアラルキル基及びテトラヒドロピラニル基より選ばれる基であり、側鎖部分となるオキシプロピレン単位の重合度 nが1〜12である。(3)及び(7)式においてR2はエチレン性不飽和基、反応性ケイ素含有置換基又はエポキシ基を含む置換基(9)式を示し、(4)及び(8)式においてR3は反応性ケイ素含有置換基を表す。(9)式に於いてAは水素、炭素、酸素から選ばれた元素より成る有機残基を表す。
IPC (6件):
C08L 71/02 ,  C08F299/02 ,  C08G 59/20 ,  C08G 65/04 ,  C08G 77/04 ,  C08L 55/00
FI (6件):
C08L 71/02 ,  C08F299/02 ,  C08G 59/20 ,  C08G 65/04 ,  C08G 77/04 ,  C08L 55/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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