特許
J-GLOBAL ID:200903091017074920

亜鉛を含有する材料片の表面層の黒色化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589764
公開番号(公開出願番号):特表2002-533573
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】【課題】 亜鉛を含有する材料片の表面層を黒色化する方法を改善する。【解決手段】 本発明は、水酸化物および硝酸塩の水溶液を含む浸漬浴中で材料片を酸化させて、亜鉛を含有する材料片の表面層を黒色化させる方法である。付言すると、この陽極酸化は水溶液中で行なわれるが、pH値は9から14の範囲であり、NH4NO3又はNaNO3の濃度は40〜50g/lであり、浸漬浴の温度は(T)は15から45°Cであり、電流密度(i)は0.01〜0.1A/cm2の範囲に調整されている。又、本発明はこの方法で処理された材料片、およびこの方法の実施に適した電解液並びに酸化に先立つ材料片の前処理の方法に関する。
請求項(抜粋):
水酸化物およびアルカリまたはアンモニウムと多価アニオンとの塩の水溶液を含有する浸漬浴中で材料片の陽極酸化を行なう目的のために、亜鉛を含有する材料片の表面層を黒色化する方法であって、- 浸漬浴は8〜14の範囲内のpH値を有し、かつアルカリ塩またはアンモニウム塩の濃度は10〜60g/lの範囲内にあり、- 浸漬浴の温度(T)は15〜45°Cの範囲内にあり、- 陽極酸化用の電流密度(i)は3x10-4〜0.5A/cm2の範囲にあり、- アルカリ塩またはアンモニウム塩は、アルカリ金属またはアンモニウムの燐酸塩、酢酸塩、炭酸塩、硫酸塩、蓚酸塩、クエン酸塩およびホウ酸塩からなる群から選ばれ、- 電圧がすでに供給されている時、材料片は陽極酸化の開始時に浸漬浴中に浸漬されることを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭61-113794
  • 特開平4-131396
  • 特開昭61-113794
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