特許
J-GLOBAL ID:200903091019563880

4輪駆動車の自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018546
公開番号(公開出願番号):特開平5-180325
出願日: 1992年01月07日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 車両が不安定か否かを合理的に検出し、車両が不安定であると検出されたときは、自動変速機での自動変速を規制する。【構成】 前後輪のトルク配分をセンタデフクラッチによって制御する際に、車速、操舵角により決定される目標ヨーレートと実ヨーレートとの比較を行い、少なくともこの比較に依存してセンタデフクラッチの締結力を制御するようにする。その上で、このクラッチの締結力が所定値より大きいか否かを判断し、大きいときは車両は不安定であると認識して、自動変速機の変速を規制するようにする。これにより、車両が不安定なときに駆動力の急変を伴う自動変速が実行されるのが規制されるため、車両が一層不安定になるのが防止できる。又、車両が不安定でないときは、たとえ旋回中でも所定通り自動変速が実行されるため、必要な駆動力を確実に得ることができる。
請求項(抜粋):
前後輪へのトルク配分率を制御する摩擦係合手段を有し、車速、操舵角等から決定される目標ヨーレートと実ヨーレートとの関係に依存して、前記摩擦係合手段の締結力を制御して自動変速機から前後輪へのトルク配分率を制御するように構成した4輪駆動車の自動変速機の制御装置において、車両の走行状態に基づいて、予め定められた変速パターンに従って前記自動変速機の変速段を電子的に制御する手段と、前記摩擦係合手段の締結力が所定値以上か否かを判断する手段と、前記摩擦係合手段の締結力が所定値より大きいと判断されたときは、前記自動変速機の変速を規制する手段と、を備えたことを特徴とする4輪駆動車の自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/10 ,  B60K 17/348 ,  F16H 61/16
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-057797
  • 特開平3-057797
  • 特開昭62-198522
全件表示

前のページに戻る