特許
J-GLOBAL ID:200903091024261892

ピッキング前物品の配置最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小西 淳美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-329494
公開番号(公開出願番号):特開平9-150923
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 ピッキング作業で各エリアの作業量を平準化し全体的にも効率化する。【解決手段】 ?@先ず各エリアの優先順位の高い棚位置(サブエリア)に、物品をそのピッキング頻度順に一通り優先配置し、?A次は、ピッキング頻度の高いものをエリア数分だけ選んだ物品の中から、配置済み物品のピッキング頻度が高いエリア順で、そこに配置済みの物品との同時ピッキング頻度が少ない物品を優先して選び、各エリアの次の優先順位の棚位置に一通り配置し、?B以降は、上記?Aで行ったエリア順の規定を、配置済みの複数の物品のピッキング頻度を合計した和が大きい順として、後は?Aと同様にして、次の優先順位の棚位置に物品を配置することを繰り返す。
請求項(抜粋):
i個からなる複数のエリアの各々が、少なくともj個の複数のサブエリアを有し、都合、全エリアで少なくともi×j個のサブエリアを有し、この少なくともi×j個のサブエリアを対象として、ピッキング前の物品を配置する方法であって、各エリア単位のピッキング作業がなるべく平準化する様に、各物品毎のピッキンク頻度、及び異なる物品同士の同時ピッキング頻度を利用して、下記手順A〜手順Cにより物品を配置する、ピッキング前物品の配置最適化方法。但し下記手順A〜手順Cにて、エリアに配置された物品の当該エリア内でのサブエリアへの配置は、格別の取決めが無い限り任意のサブエリアで良い。〔手順A〕i個の各エリアに1種類ずつ、合計i種類の物品を配置する1回目の配置は、ピッキング頻度が高いものからi種類の物品を選び、これを格別の取決めが無い限り任意のエリア順で各エリアに配置する。〔手順B〕エリア毎に1種類ずつ多くともi種類の物品を配置する2回目の配置は、先ず、配置の対象となる物品として、残りの物品の中よりピッキング頻度が高いものから多くともi種類の物品を選ぶ。エリアへ物品を配置するエリア順は、手順Aで配置した物品のピッキング頻度の順と同順となるエリア順とする。各エリアに配置する物品は、当該エリアに配置済みの物品と同時ピッキング頻度が最少の物品を、前記選ばれた物品の中から選ぶ。但し、同時ピッキング頻度が等しい物品がある場合は、その中でピッキング頻度が最少の物品を選ぶ。〔手順C〕残りの物品について、エリア毎に一種類ずつ多くともi種類の物品を配置する3回目以降の配置は、先ず、配置の対象となる物品として、残りの物品の中よりピッキング頻度が高いものから多くともi種類の物品を選ぶ。エリアへ物品を配置するエリア順は、エリア毎に今までの手順で配置した物品の各ピッキング頻度を総和した値が大きいエリア順とする。各エリアに配置する物品は、当該エリアに配置済みの各々の物品とのそれぞれの同時ピッキング頻度の総和が最少となる物品を、前記選ばれた物品の中から選ぶ。但し、同時ピッキング頻度の総和が等しい物品がある場合は、その中でピッキング頻度が最少の物品を選ぶ。
IPC (2件):
B65G 1/137 ,  G06F 17/60
FI (2件):
B65G 1/137 F ,  G06F 15/21 Z

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