特許
J-GLOBAL ID:200903091032059539

ビデオカメラの水平補正方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321590
公開番号(公開出願番号):特開平6-178190
出願日: 1992年12月01日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】撮像素子の受光面の傾いている角度を検出し、受光面の画面内の所定の大きさの範囲を映像出力範囲とし、検出される信号に応じて映像信号を生成する映像出力範囲を変位させることにより、ビデオカメラの傾きにかかわらず水平に保たれた映像を出力することを可能にする。【構成】受光部1での撮像によって得られた映像信号は、A/D変換回路2でディジタル化された後、データ入出力回路3によりメモリ4に記憶される。データ入出力回路3はメモリ4でのディジタル映像信号の書き込み、読みだしを行なう。受光部1が水平に対して傾くことにより、水平検出回路5が傾きを検出出力し、水平補正制御回路6で検出出力を制御する。データ入出力回路3では、メモリ4に記憶されている映像信号を傾きに応じて変位させ、読みだしを行なう。このことにより、映像出力を常に水平に保つことが可能となる。【効果】水平補正方式を電気的に行うことにより、小型軽量化、小電力化、低価格化、が実現でき、常に高速で水平を保つことができる。
請求項(抜粋):
被写体を撮像レンズを通して撮像素子で撮像し、映像信号を得るようにしたビデオカメラにおいて、撮像素子の受光面の映像信号をメモリーに書き込み、記憶し、受光面の画面内の所定の大きさを映像出力範囲とし、映像出力範囲の映像信号を読み出すようにして、撮像素子の傾きに応じて受光面の映像出力範囲を水平の位置に保持したことを特徴とするビデオカメラの水平補正方式。

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