特許
J-GLOBAL ID:200903091032447890

マスタシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-061426
公開番号(公開出願番号):特開平7-315201
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 トラクション制御時にブレーキ液を迅速にホイールシリンダ側に流すことができるマスタシリンダを提供する。【構成】 一端がブレーキ液供給源4に連通し他端が通路穴42に開口する連通路64,65の開口部64a,64bより弁部49に対し反対側のステム部50に、通路穴42に案内される案内部61が設けられ、該案内部61より弁部49側に通路穴42との間に通路を形成する通路形成部62が設けられているため、トラクション制御時にブレーキ配管側がブレーキ液を吸入した場合に、ブレーキ液は、連通路64,65を介してブレーキ液供給源4からステム部50の通路形成部62で形成された通路に直接流れ、該通路を介して圧力室5に至る。
請求項(抜粋):
シリンダ内に摺動自在に嵌合され該シリンダとでブレーキ配管に連通する圧力室を画成するとともに、軸方向に沿って延在し前記圧力室側に一側が連通され他側がブレーキ液供給源に連通される通路穴を有するピストンと、該ピストンに当接することにより前記通路穴の圧力室側を閉塞して該通路穴と圧力室との連通を遮断する弁部および前記通路穴に挿入されるステム部を有するセンタバルブと、を具備するマスタシリンダにおいて、前記ピストンには、一端が前記ブレーキ液供給源に連通し他端が前記通路穴に開口する連通路が形成されており、前記センタバルブのステム部には、前記連通路の前記通路穴への開口部より弁部に対し反対側に前記通路穴に案内される案内部が設けられ、該案内部より弁部側に通路穴との間に通路を形成する通路形成部が設けられていることを特徴とするマスタシリンダ。

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