特許
J-GLOBAL ID:200903091038230485

同期電動機の回転角速度検出装置、回転角度検出装置ならびに同期電動機の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137395
公開番号(公開出願番号):特開平8-308286
出願日: 1995年05月10日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 突極を有する同期電動機において、センサレスで、回転子の回転角度を検出し、これを用いて同期電動機を制御する。【構成】 固定子コイル32に流れる電流Iu,Ivを検出し、これから回転角度推定部16により回転角度を推定する。この推定は、同期モータ制御装置10の内部に同期モータ40のモデルを持ち、モデルの回転角度と実回転角度との偏差△θが、モータの実際のId電流とモデルの電流Iγとの偏差に比例し、モータの回転角速度の偏差が、モータの実電流Iqとモデルの電流Iδとの差に比例することを利用して行なう。また、回転角速度は、実際には大きく変動しないとして、移動平均として求めることもでき、この場合には、サンプリングタイムを小さくして演算精度を向上することができる。
請求項(抜粋):
複数個の永久磁石の間に突極を供えた回転子と、三相コイルを備えた固定子とを有する同期電動機の回転子の角度を検出する回転角速度検出装置であって、前記三相コイルに流れる電流に基づいて、同期電動機のq軸電流を演算するq軸電流演算手段と、前記回転子の回転のモデルを記憶するモデル記憶手段と、前記回転子の回転角から、直交二軸変換により、実際の回転子のd-q変換に対応したγ-δ変換して得られた平面上のδ軸の電流を、前記モデルに基づいて演算するδ軸電流演算手段と、前記回転子の実際の回転角速度と前記モデルに基づいて推定した回転角速度との偏差が、前記q軸電流と前記δ軸電流との電流偏差に比例するとして、前記回転子の推定回転角速度を、前回の推定回転角速度と該電流偏差とから求める角速度演算手段とを備えた同期電動機の回転角速度検出装置。
IPC (3件):
H02P 6/06 ,  H02K 21/14 ,  H02K 29/08
FI (3件):
H02P 6/02 341 J ,  H02K 21/14 M ,  H02K 29/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る