特許
J-GLOBAL ID:200903091040769871

アクリロニトリルの製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-315290
公開番号(公開出願番号):特開2001-187772
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 プロピレンのアンモ酸化によるアクリロニトリルの製造において、高い収率を持続的に与える触媒を提供する。【解決手段】プロピレンのアンモ酸化によりアクリロニトリルを製造するに際し、触媒として鉄、アンチモン、モリブデン、ビスマス、カリウム、F元素、G元素、H元素及びシリカを必須成分として特定の組成比で含み、かつアンチモン酸鉄が結晶相として存在する金属酸化物を用いる。ただし、F元素はマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、銀、亜鉛及びカドミウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、G元素はクロム、アルミニウム、ガリウム及びインジウムから選ばれた少なくとも一種の元素、H元素はイットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素である。
請求項(抜粋):
プロピレンのアンモ酸化によりアクリロニトリルを製造するに際し、下記の実験式で表される組成の流動層触媒を用いるアクリロニトリルの製法。Fea Sbb Moc Bid Ke Ff Gg Hh Qq Rr Tt Ox (SiO2)y(式中、Fe、Sb、Mo、Bi及びKはそれぞれ鉄、アンチモン、モリブデン、ビスマス及びカリウムを示し、Fはマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、マンガン、コバルト、ニッケル、銅、銀、亜鉛及びカドミウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Gはクロム、アルミニウム、ガリウム及びインジウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Hはイットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Qはチタン、ジルコニウム、バナジウム、ニオブ、タンタル、タングステン、ゲルマニウム、錫及び鉛からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Rはリチウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Tは硼素、燐及びテルルからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Oは酸素、Siは珪素を、そして添字a、b、c、d、e、f、g、h、q、r、t、x及びyは原子比を示し、a=10のとき、b=5〜60、c=5〜50、d=0.15〜5、e=0.1〜5、f=2〜35、g=0.05〜10、h=0.05〜10、h/c>0.02、q=0〜10、r=0〜5、t=0〜5、x=上記各成分が結合して生成する金属酸化物の酸素の数、y=20〜500であり、かつアンチモン酸鉄が結晶相として存在する。)
IPC (6件):
C07C253/26 ,  B01J 23/88 ,  B01J 27/057 ,  B01J 27/192 ,  C07C255/08 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C253/26 ,  B01J 23/88 Z ,  B01J 27/057 Z ,  B01J 27/192 Z ,  C07C255/08 ,  C07B 61/00 300

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