特許
J-GLOBAL ID:200903091044926823

冷間圧延における圧延潤滑油供給方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136683
公開番号(公開出願番号):特開平11-129017
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】優れた表面品質を有する薄鋼板を高能率で生産可能とするための冷間圧延方法に関し、鋼板表面、特に鋼板下面側の潤滑性と冷却性を格段に改善する方法及びその装置を提供する。【解決手段】エマルション圧延油3を貯めておく槽4を、その液面と鋼板下面2との距離が一定に保持されるように鋼板下面側に設け、その槽4内に液面から所定距離離間した位置にノズル5を配置し、そのノズル5から下記(1) 式を満足する流量QNの圧延油を上方に吐出させて、鋼板下面2に槽4内の圧延油3を同伴流として水柱状に衝突させ、かつ付着させる。QT<QN+QR+QU ...(1) ,但し、QT: 水柱状の噴出流量、QR: 鋼板下面に衝突した後、槽中に落下して戻る流量、QU: 鋼板上面やロール等へスプレーされたエマルション圧延油の内、槽内へ落下あるいは混入する流量。
請求項(抜粋):
鋼帯を冷間圧延する際に、鋼板の下面にエマルション圧延油を供給する方法において、エマルション圧延油を貯めておく槽を、その液面と鋼板下面との距離が一定に保持されるように鋼板下面側に設け、その槽内に液面から所定距離没入した位置にノズルを配置し、そのノズルから下記(1)式を満足する流量QNの圧延油を上方に吐出させて、鋼板下面に槽内の圧延油を同伴流として水柱状に衝突させ、かつ付着させることを特徴とする冷間圧延における圧延潤滑油供給方法。QT<QN+QR+QU ...(1)但し、QT:水柱状の噴出流量、QR:鋼板下面に衝突した後、槽中に落下して戻る流量、QU:鋼板上面やロール等へスプレーされたエマルション圧延油の内、槽内へ落下あるいは混入する流量。
IPC (3件):
B21B 45/02 310 ,  B21B 45/02 320 ,  B21B 1/22
FI (3件):
B21B 45/02 310 ,  B21B 45/02 320 T ,  B21B 1/22 L

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