特許
J-GLOBAL ID:200903091053440372

組電池のセル電圧検出装置及び検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-014017
公開番号(公開出願番号):特開2001-204141
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】多セルを直列してなる組電池のセル電圧検出装置に関し、特に、フライングキャパシタ方式を用いて対地電位の異なる各セルの電圧を同一の対地電位にシフトしてセル電圧を検出するものにおいて、計測単位とするセルの直列個数を自由に設定でき、高精度のA/D変換器を必要とせず、かつ、高精度でセル電圧を検出できるセル電圧検出装置を提供することである。【解決手段】本発明によるセル電圧検出装置は、第1ステップとしてフライングキャパシタ回路の作用により、多セルを直列した組電池の対地電位の異なる任意のセルについてコンデンサをセル電圧に充電し、第2ステップとしてフライングキャパシタ回路のコンデンサと放電回路と電圧比較器の作用により、セル電圧に充電されたコンデンサの電圧が減衰してしきい電圧に到達する時間に対応するパルス幅のパルスを得、第3ステップとして該パルス幅の時間計測手段と演算手段の作用により、セル電圧のディジタル値を得る。
請求項(抜粋):
サンプリングスイッチと、コンデンサと、トランスファスイッチと、放電回路と、電圧比較器と、時間計測手段と、演算手段とを具備する組電池のセル電圧検出装置であって、該サンプリングスイッチは、組電池の内の選択されたセルの両端を該コンデンサに接続して該選択されたセルの電圧を該コンデンサにサンプルホールドし、該トランスファスイッチは、該サンプリングスイッチがオフに遷移した後に該コンデンサを該放電回路に並列接続し、該放電回路は、該トランスファスイッチのオンにより該コンデンサが接続されると該コンデンサの充電電荷を放電時間の推移と共に放電し、該電圧比較器は、該放電回路の電圧をしきい電圧と比較し、放電の推移と共に減少する該放電回路の電圧が該しきい電圧に到達したときに、出力電圧を遷移させて該時間計測手段にこれを報知し、該時間計測手段は、該トランスファスイッチのオンにより該コンデンサの電荷の放電が開始された時刻から該放電回路の電圧が該しきい電圧に到達した時刻までの時間内の基準クロックパルスの個数を計数し、これをしきい到達時間に関連するディジタル値として計測し、該演算手段は、該時間計測手段で計測されたしきい到達時間に関するディジタル値を用いてセル電圧のディジタル値を算出する、ことを特徴とした組電池のセル電圧検出装置。
IPC (5件):
H02J 7/00 ,  B60L 3/00 ,  G01R 31/36 ,  H01M 10/48 ,  H03M 1/50
FI (6件):
H02J 7/00 K ,  H02J 7/00 N ,  B60L 3/00 S ,  G01R 31/36 A ,  H01M 10/48 P ,  H03M 1/50
Fターム (36件):
2G016CA03 ,  2G016CB11 ,  2G016CB12 ,  2G016CC01 ,  2G016CC04 ,  2G016CC12 ,  2G016CC27 ,  2G016CD10 ,  2G016CD14 ,  5G003BA03 ,  5G003CA11 ,  5G003CB10 ,  5G003CC02 ,  5G003CC07 ,  5G003EA02 ,  5G003EA06 ,  5G003GC05 ,  5H030AS06 ,  5H030AS08 ,  5H030FF43 ,  5H030FF44 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PU01 ,  5H115QN03 ,  5H115QN12 ,  5H115TI05 ,  5H115TR19 ,  5H115TU16 ,  5H115TU17 ,  5J022AA07 ,  5J022BA01 ,  5J022CE02 ,  5J022CF01 ,  5J022CF04 ,  5J022CG01

前のページに戻る