特許

J-GLOBAL ID：200903091058838609

メモリ付チルトステアリング

発明者： 星野 茂
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 長谷 照一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-277445
公開番号（公開出願番号）：特開平5-116634
出願日： 1991年10月24日
公開日（公表日）： 1993年05月14日
要約：

【要約】【目的】 チルトアップ位置にて固定でき、またチルトアップ前の位置に復帰させて固定できる構造簡単なメモリ付ステアリングを提供する。【構成】 当該メモリ付ステアリングを、チルトサポート11と一体のラチェット21、チルトサポート11に組付けたチルトアッパブラケット12、これを上方へ付勢するスプリング14、ブラケット12に組付けられラチェット21に係合するポール22、これに設けたフォロア22bと係合する解除カム24bを有しチルトレバー23に一体的に設けられロック位置にてラチェットとポールの係合を保持し解除操作によりポールをラチェットから離間させるチルトリテーナ24、これをロック位置へ付勢するロックスプリング25、ブラケット12に位置決機構Aにて調整可能に組付けられチルトメモリ31に下方への傾動時に係合し上方への傾動時に離間するチルトカム32を備える構成とした。

請求項（抜粋）：

チルトサポートに一体的に設けたラチェットと、前記チルトサポートに所定量上下方向へ傾動可能に組付けたチルトアッパブラケットと、このチルトアッパブラケットをその上死点に向けて付勢するチルトアップスプリングと、前記チルトアッパブラケットに回動可能に組付けられて前記ラチェットに離脱可能に係合するポールと、前記ポールに一体的に設けたフォロアと係合する解除カムを有してチルトレバーに一体的に設けられロック位置にて前記ポールの背部に係合して前記ラチェットと前記ポールの係合を保持しまた前記チルトレバーにより解除位置に向けて回動されるとき前記解除カムにて前記フォロアを介して前記ポールを前記ラチェットから離間させるチルトリテーナと、このチルトリテーナをロック位置に向けて付勢するロックスプリングと、前記チルトアッパブラケットに位置決機構により位置調整可能に組付けられて前記チルトサポート側部材に設けたチルトメモリに前記チルトアッパブラケットの下方への傾動時に係合しまた上方への傾動時に離間するチルトカムを備えてなるメモリ付チルトステアリング。