特許
J-GLOBAL ID:200903091061682024

自動焦点調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-135921
公開番号(公開出願番号):特開平8-307755
出願日: 1995年05月09日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 測距領域を撮影状態に応じて適正化することにより、遠近競合等を防止し、いかなる撮影状態でも誤動作なく正確な合焦動作を可能とすることにある。【構成】 撮像素子より出力された撮像信号中の所定の信号成分に基づいて焦点検出を行う自動焦点調節装置において、撮像面内における所定の領域に相当する撮像信号を抽出して焦点検出を行うことによって撮像面内に焦点検出領域を設定する領域設定手段と、撮像面内の複数箇所における動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、この動きベクトルの分布に基づいて被写体像の大きさ,分布状態等の撮影状態を判別する判別手段と、判別手段の出力に基づいて、前記領域設定手段を制御することによって前記撮像面内における焦点検出領域の大きさを変化させる領域制御手段とを備え、主要被写体像に正確に焦点検出領域を設定することにより、遠近競合等の誤動作を防止する。
請求項(抜粋):
撮像面に形成された被写体像を光電変換して撮像信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段より出力された撮像信号中の所定の信号成分に基づいて焦点検出を行う焦点検出手段と、前記撮像面内における所定の領域に相当する前記撮像信号を抽出して前記焦点検出手段へと供給することによって前記撮像面内に焦点検出領域を設定する領域設定手段と、前記撮像面内の複数箇所における動きベクトルを検出する動き検出手段と、前記動き検出手段によって検出された動きベクトルの分布に基づいて被写体像の大きさ,分布状態等の撮影状態を判別する判別手段と、前記判別手段の出力に基づいて、前記領域設定手段を制御することによって前記撮像面内における焦点検出領域を変化させる領域制御手段と、を備えたことを特徴とする自動焦点調節装置。

前のページに戻る