特許
J-GLOBAL ID:200903091064482883
ねじ締め機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
岩田 哲幸
, 池田 敏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-299539
公開番号(公開出願番号):特開2009-125813
出願日: 2007年11月19日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】 ねじ締め機において、機体から取り外されたねじ込み深さ規定部材の紛失防止を図る上で有効な技術を提供する。【解決手段】 工具ビット119を回転させつつ機体103をねじ締め方向へと移動させてねじ締め作業を遂行する際、ねじ締め作業の途中で、被加工材に当接して機体103のねじ締め方向への移動を規制するねじ込み深さ規定部材141と、当該ねじ込み深さ規定部材141が被加工材に当接されたとき、工具ビットへの回転力の伝達を遮断する噛み合いクラッチ121とを、備えたねじ締め機において、機体103に、先端領域から外されたねじ込み深さ規定部材141を、着脱自在に保持する保持部155,164,166を設ける。保持部155,164,166は、それ自体の弾性変形を利用してねじ込み深さ規定部材141の着脱を可能としている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
工具ビットが長軸方向回りに回転動作することにより被加工材に対するねじ締め作業を行うねじ締め機であって、
機体と、
前記機体に収容されたモータと、
前記モータによって回転駆動される入力軸と、
前記入力軸と同一軸線上に配置されるとともに、長軸方向の一端部にねじ締め用としての前記工具ビットが装着可能な出力軸と、
前記入力軸と共に回転される第1のクラッチ体と、
前記第1のクラッチ体に対向して前記出力軸側の他端部に設けられ、前記第1のクラッチ体と係合することで前記入力軸の回転力を前記出力軸に伝達する第2のクラッチ体と、
前記第1のクラッチ体と前記第2のクラッチ体との係合を解除するべく当該第1のクラッチ体と第2のクラッチ体が離間するように付勢力を付加する付勢部材と、
前記出力軸の一端側に対応する、前記機体の先端領域に着脱自在に装着され、被加工材に当接することでねじの締め込み深さを規定するねじ込み深さ規定部材と、を有し、
前記工具ビットを回転させつつ前記機体をねじ締め方向へと移動させてねじ締め作業を遂行する際、ねじ締め作業の途中で、前記ねじ込み深さ規定部材が被加工材に当接して前記機体のねじ締め方向への移動を規制するとともに、当該規制状態でのねじ締め作業の継続に伴い前記工具ビット及び出力軸と共に前記第2のクラッチ体が前記付勢部材の付勢力によりねじ締め方向へと移動されることにより、当該第2のクラッチ体が前記第1のクラッチ体から離間して前記入力軸から前記出力軸への回転力の伝達が遮断され、これによりねじ締め作業が終了する構成とされており、
前記機体は、前記先端領域以外の部位に、前記機体の先端領域から外された前記ねじ込み深さ規定部材を着脱自在に保持する保持部を有し、
前記保持部は、当該保持部の弾性変形を利用して前記ねじ込み深さ規定部材の着脱を可能とするように構成されていることを特徴とするねじ締め機。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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電動ねじ締め機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-052779
出願人:株式会社マキタ
審査官引用 (3件)
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電動ねじ締め機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-052779
出願人:株式会社マキタ
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特表平1-503527
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手持ち式バッテリ工作機械
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-549050
出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
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