特許
J-GLOBAL ID:200903091065435013

符号化信号復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020941
公開番号(公開出願番号):特開平5-219045
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 フレーム単位で音声等を符号化した符号化信号を復号化する符号化信号復号化装置で、編集等によりフレームが不連続となった際、不連続点で早く同期の再引き込みができ、誤復号しない符号化信号復号化装置を実現する。【構成】 同期パターン検出部2で符号化信号の同期パターンを検出する。フレーム情報抽出部3で符号化信号S1からフレーム長情報を抽出する。判定タイミング発生部4は同期パターンを基準にフレーム長情報で次の同期位置を予測する。同期状態判定部5は予測同期信号を用いて同期のアンロック,ロックを判定し同期状態情報を出力する。復号化部6は同期状態情報を利用して復号化を行う。この構成により、同期状態情報によって判定タイミング発生部4及び復号化部6の動作を制御することで、不連続な符号化信号の同期の再引き込みを高速にでき、不連続点でノイズを生じないようにすることができる。
請求項(抜粋):
音声等の信号をフレーム単位で符号化し、これにフレーム同期のためのフレーム同期パターンとフレーム長等の情報を伝えるためのフレーム情報とを付加した符号化信号の復号化に用いられる符号化信号復号化装置であって、伝送路や記録媒体からの信号に誤り訂正を行い、符号化信号と訂正不能信号を出力する符号化信号再生手段と、前記符号化信号と前記訂正不能信号とから同期パターンを抽出し、同期パターン検出信号を出力する同期パターン検出手段と、前記符号化信号と同期パターン検出信号とを入力して、符号化信号中の同期パターンに対して予め定められた位置に記録されている前記フレーム長情報を抽出し出力するフレーム情報抽出手段と、前記同期パターン検出信号と前記フレーム長情報と同期状態情報とから、同期状態情報に従って同期パターン検出時刻を基準にして前記フレーム長情報によって次の同期パターンが来るべき時刻に予測同期信号を出力する判定タイミング発生手段と、前記訂正不能信号と前記同期パターン検出信号と前記予測同期信号とを入力し、これらの信号によって現在の同期状態情報から次の状態を判定し、同期アンロック状態及び同期ロック状態を示す同期状態情報を出力する同期状態判定手段と、前記符号化信号と前記予測同期信号と前記同期状態信号とを入力し、前記符号化信号を前記予測同期信号で示されるタイミングを基準として、前記同期状態情報の示す状態に従ってミュートあるいは符号化信号1フレームを復号化した再生信号を出力する復号化手段とを有することを特徴とする符号化信号復号化装置。
IPC (4件):
H04L 7/08 ,  G11B 20/10 351 ,  H03M 13/00 ,  H04B 14/04

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