特許
J-GLOBAL ID:200903091074948295

光電変換素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-198572
公開番号(公開出願番号):特開平5-021824
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 光電変換素子の電気的短絡をなくし、フィルファクターが大きく、電極の酸化による素子の劣化が起こらない光電変換効率の高い有機光電変換素子を提供する。【構成】 2つの電極間に共役系重合体層と電子受容性化合物層を介在させ、具体的には電極に溶解性共役系重合体層を塗布法により作成した後、この層上に電子受容性化合物層を形成し、さらにこの上に電極を積層することにより得られる。溶解性共役系重合体層としては、ポリアルキルチオフェン、ポリアルキルピロール、ポリアルキルアニリン等が用いられる。電子受容性化合物層としては、ペリレン系顔料等が用いられる。【効果】 溶解性共役系重合体層は電解重合法のような複雑な方法を用いることなく塗布法により容易に形成することができ、フィルファクターが大きい有機光電変換素子を作成することができる。
請求項(抜粋):
共役系重合体層と電子受容性有機化合物層とを2つの電極間に積層した光電変換素子であって、該共役系重合体が下記一般式化1で示されるモノマー成分を含むことを特徴とする光電変換素子。【化1】(化1中Xはイオウ原子、セレン原子、窒素原子、または酸素原子のいずれかの原子であり、Xが窒素原子の場合には水素原子、アルキル基またはアリール基の置換基を有する。R1及びR2は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアミノ基から選ばれる置換基であり、R1とR2とが結合して環を形成していてもよい。)
IPC (3件):
H01L 31/04 ,  C08G 61/12 NJL ,  H01L 29/28

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