特許
J-GLOBAL ID:200903091077392123

電力増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334658
公開番号(公開出願番号):特開平5-175749
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】無線装置等における電力増幅器に関し、線形変調方式を用いる無線装置の終段電力増幅器において、線形性と高効率とを両立させることを目的とする。【構成】基準信号に同期した送信ローカル信号を入力ベースバンド信号で直交変調して変調波信号を作成し、これを増幅した送信出力を直交復調した信号を入力ベースバンド信号に帰還する電力増幅器において、周波数変換手段4で、送信周波数を送信ローカル信号と基準信号のn分周信号の差の周波数の第1の受信ローカル信号で周波数変換して基準信号の1/nの周波数の中間周波信号を作成し、第2受信ローカル信号発生手段5で、中間周波信号の位相と入力ベースバンド信号の位相差を基準信号によってカウントして求めて入力ベースバンド信号から所定の位相差を有する基準信号の1/nの周波数の第2の受信ローカル信号を発生し、この第2の受信ローカル信号で直交復調器で復調を行うことで構成する。
請求項(抜粋):
基準信号に同期した送信ローカル信号を直交座標表現された入力ベースバンド信号によって直交変調して変調波信号を作成する直交変調器(1)を有し、該変調波信号を増幅して送信出力を発生するとともに該送信出力を直交復調器(2)を介して復調した信号を前記入力ベースバンド信号に帰還する電力増幅器(3)において、前記送信出力周波数を前記送信ローカル信号と基準信号をn(nは正の整数)分周した信号との差の周波数を有する第1の受信ローカル信号によって周波数変換して前記基準信号の1/n(nは正の整数)の周波数を有する中間周波信号を作成する周波数変換手段(4)と、該中間周波信号の位相と入力ベースバンド信号との位相差を前記基準信号をマスタクロックとしてカウントして求めた位相差に応じて入力ベースバンド信号の位相から所定の位相差を有する前記基準信号の1/nの周波数の第2の受信ローカル信号を発生する第2受信ローカル信号発生手段(5)とを設け、該第2の受信ローカル信号によって前記直交復調器(2)において復調を行うことを特徴とする電力増幅器。
IPC (2件):
H03F 1/32 ,  H03F 3/20

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