特許
J-GLOBAL ID:200903091086953731

等化器を有する振動試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142818
公開番号(公開出願番号):特開平6-137989
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 加振台において所定の振動特性を実現するための正確かつ迅速にパラメータを決定することの可能な等化パラメータ設定手段と所定の振動特性を得ることのできる等化手段を有する振動試験器を提供する。【構成】 発振器11と、増幅器12と、増幅された信号に基づいて少なくとも1方向に振動させることができる振動試験機13と、加振台の振動を検出する振動検出器14と、増幅器12から振動試験機13までの信号伝達特性を模擬する手段15と、加振台の振動特性を設定する手段16と、信号伝達特性を等化処理する手段17と、手段16の出力と手段15の出力とに基づいて加振台における振動特性が所定の振動特性となるように手段17に含まれる少なくとも1つのパラメータを決定する手段18と、を有する。
請求項(抜粋):
予め定められた波形を有する信号を発振する発振器(11)と、該発振器(11)で発振された信号を電力増幅する増幅器(12)と、該増幅器(12)で電力増幅された信号に基づいて加振台を少なくとも1方向に振動させることができる振動試験機(13)と、該振動試験機(13)の加振台の振動を検出する振動検出器(14)と、から成される振動試験装置において、該発振器(11)で発振された信号を直接該増幅器(12)に供給して加振台に被測定対象機器を搭載した該振動試験機(13)を加振した時に、該発振器(11)で発振された信号と該振動検出器(14)で検出される信号とに基づいて該増幅器(12)から該振動試験機(13)までの信号伝達特性を決定する少なくとも1つのパラメータが決定される振動試験機伝達特性模擬手段(15)と、被測定対象機器を搭載した該振動試験機(13)の加振台の所定の振動特性を設定する加振台振動特性設定手段(16)と、少なくとも1つのパラメータを調整することにより信号伝達特性を変更することが可能であり、実際の振動試験時には該発振器(11)で発振された信号を入力し信号を等化処理した信号を該増幅器(12)を介して該振動検出器(14)に供給する等化手段(17)と、該発振器(11)から発振され該加振台振動特性設定手段(16)を通過した信号と、該発振器(11)から発振され該等化手段(17)と該振動試験機伝達特性模擬手段(15)とを通過した信号とに基づいて、加振台における振動特性が所定の振動特性となるように該等化手段(17)に含まれる少なくとも1つのパラメータを決定する等化パラメータ設定手段(18)と、をさらに有することを特徴とする振動試験装置。

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