特許
J-GLOBAL ID:200903091087083757

焼却灰を原料とする路盤材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019201
公開番号(公開出願番号):特開平5-213642
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 80%以上の修正CBR値を有する上層路盤材として使用し得る固化スラグを原料灰から効率良く製造する。【構成】 原料灰を溶融して得られる溶融スラグを、その結晶析出温度を挟む温度領域において上記原料灰の塩基度に応じた冷却速度で冷却して、結晶質のスラグを13〜54%含む固化スラグを得、これを破砕して路盤材として用いると結晶質分と結晶質分との間の空間がガラス質分によって埋込まれて締固められるため修正CBR値が80%以上となり、しかも溶融スラグの全量を結晶化させる必要がないので溶融スラグの冷却所要時間も短縮される。
請求項(抜粋):
焼却灰である原料灰を溶融して得られる溶融スラグを、その結晶析出点を挟む1000〜1200°Cの温度領域において、該原料灰のCaO/SiO2 の重量比に応じた冷却速度で冷却して該溶融スラグの13〜54容積%を結晶化させる焼却灰を原料とする路盤材の製造方法であって、容積比で13〜54%の溶融スラグを上記重量比が0.9未満のときは0.4°C/分以下の速度で冷却し、上記重量比が0.9以上1.0未満のときは0.7°C/分以下の速度で冷却し、上記重量比が1.0以上1.1未満のときは1.5°C/分以下の速度で冷却し、上記重量比が1.1以上1.2未満のときは2.0°C/分以下の速度で冷却し、上記重量比が1.2以上1.3未満のときは3.0°C/分以下の速度で冷却し、上記重量比が1.3以上のときは5.0°C/分以下の速度で冷却することを特徴とする焼却灰を原料とする路盤材の製造方法。
IPC (3件):
C04B 18/10 ,  B09B 3/00 303 ,  C04B 5/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-229218

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