特許
J-GLOBAL ID:200903091090284666

排気ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328683
公開番号(公開出願番号):特開平7-180528
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】フィルタ下流の排気圧の異常を判別可能なディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置の提供。【構成】エンジンの運転時におけるフィルタ下流の排気圧が所定のしきい値範囲を逸脱するかどうかを調べ(2010)、逸脱する場合にフィルタ下流の詰まり又は破損と判別して警報する(2012)。【効果】フィルタ下流の詰まり又は破損が生じても、フィルタの圧力損失やエンジンの運転条件により算出するパティキュレ-ト捕集量の算出精度が低下することを回避することができる。また、エンジンの運転条件の悪化及びそれによる有害排出成分の増大やトルク減少などを防止することが可能となる。そして、フィルタ下流の排気圧はフィルタの圧力損失を検出するための圧力検出手段を流用することができる。
請求項(抜粋):
セラミックスからなる多孔性隔壁を軸方向に貫孔して形成されるとともに下流側端部と上流側端部とが交互に盲栓されてなる多数のセルを具備してディ-ゼルエンジンの排気経路に内設されるパティキュレート補集用のフィルタと、前記フィルタの近傍に配設されて通電により前記パティキュレ-トを燃焼させる着火用ヒータと、前記着火用ヒータの上流側の前記排気経路に外部空気を導入する給気手段と、前記フィルタの上流側及び下流側の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段の出力に基づいて算出した前記フィルタの圧力損失に関連する状態量に応じてパティキュレ-ト捕集量を推定し、前記パティキュレ-ト捕集量に基づいてフィルタ再生時期を決定する再生時期判断手段と、前記エンジンの運転時における前記フィルタ下流側の排気圧が所定のしきい値範囲を逸脱する場合に前記フィルタ下流側の通気異常と判別して警報する通気異常警報手段と、を備えることを特徴とする排気ガス浄化装置。
IPC (6件):
F01N 3/02 321 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 341 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00

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