特許
J-GLOBAL ID:200903091092162258

かじ取りラックバーの製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-516421
公開番号(公開出願番号):特表平9-506550
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】歯と2つの長手方向に延在する案内面をもつかじ取りラックバー部分を素材から成形するための鍛造ダイである。ダイは第1(18)と第2(19)のダイ部材と、素材上に収斂する4個の成形素子(52、53、54、55)を含む。第1の成形素子(52)は歯を成形するため第2ダイ部材(19)上にあり、第2(53)と第3(54)の成形素子は案内面を成形するために第1ダイ部材(18)上にある。第4成形素子(55)は前記部分の表面を成形するために第1ダイ部材(18)に対し相対的に摺動でき、かつ第1バイアス手段(83、84)に連結されていて、鍛造中第4成形素子(55)を移動させる。該ダイは鍛造中素材を保持する対向する第1と第2のグリッパをもち、第1グリッパ(23)は第2バイアス手段(25、36)に連結されかつ前記第1ダイ部材(18)に対し相対的に摺動でき、第2グリッパ(24)は第3バイアス手段(26、28)に連結されかつ第2ダイ部材(19)に対し相対的に摺動でき、第1バイアス手段は第2バイアス手段から機械的に分離されている。
請求項(抜粋):
鍛造によって素材からかじ取りラックバーの歯付き部分を成形するダイであって、前記歯付き部分が歯をもつ面と、少なくとも2つの長手方向に延在する案内面をもち、前記ダイが第1と第2のダイ部材、及びダイ中に置かれたとき素材上に収斂するよう相対的に可動の一群をなす第1、第2、第3及び第4の成形素子を含み、第1成形素子は第2ダイ部材の一部をなしかつ前記歯の相対形状に対応する一面上に一形状をもち、第2と第3の成形素子は第1ダイ部材の一部をなしかつ歯付き部分の長手方向に延在する案内面を形成するよう適用される成形面をもち、第4成形素子は第1バイアス手段に連結されかつ第2と第3の成形素子間で第1ダイ部材に対し相対的に摺動可能でありそして前記案内面間で前記歯に対向して横たわる歯付き部分の一表面を成形するよう適用され、前記第1バイアス手段は鍛造中に及ぼされる負荷の下で第4成形素子を前記素材から離れるよう移動させ、前記ダイは更に、鍛造中素材の長手方向移動を抑制するためのグリッパシステムを含み、前記グリッパシステムは鍛造中素材の非成形面に対して径方向に負荷される対向する第1と第2のグリッパを含み、第1グリッパは第2バイアス手段に連結されかつ第1ダイ部材に対し相対的に摺動可能であり、第2グリッパは第3バイアス手段に連結されかつ第2ダイ部材に対し相対的に摺動可能であることから成るダイにおいて、第1バイアス手段が機械的に第2バイアス手段から分離していることを特徴とするダイ。

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