特許
J-GLOBAL ID:200903091099286459

自動車用ステアリングホイールの温湿度調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-052667
公開番号(公開出願番号):特開平11-235981
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】手に生じた汗や把持部に生じたべたつきを煩わしい払拭等を行うことなく除去して快適な把持感触が得られるステアリングホイールの温湿度調整装置を提供する。【解決手段】エアーコンディショナ11の出力エアーの一部をエアー源13とする。このエアー源13の出力エアーを電磁弁14と接続パイプ15とエアー連結部17とを順に介して把持部4の内部に埋設された風導パイプに導く。この風導パイプには、所定分布状態で多数のエアー放出部が形成されている。エアー連結部17は、ステアリングホイール101が回転されてもコラム部16との間で相対回転を許容する構造となっているため、把持部4にエアー流を導くことができる。エアー源13から導かれたエアーは、把持部4の表面に形成された多数の細孔からなるエアー放出部21から放出されるので手の汗が乾燥されると共に把持部4表面に付着した汗のべたつきが乾燥され快適な把持感触が得られる。
請求項(抜粋):
車輪操舵駆動機構に片端が連結されたステアリングシャフトの他端に固定された基部と、それぞれの基端部が上記基部に固定されそれぞれの先端部が外方に放射状に延び出した複数本の腕部と、この複数本の腕部のそれぞれの先端部を連結して上記ステアリングシャフトの軸心を中心とする円形に形成された把持部とで形成された自動車用ステアリングホイールと、車室内のエアー環境を所定のものとするエアーコンディショナからの放出エアーの一部、または該エアーコンディショナとは別個に独立して設けられたエアー出力部からの放出エアーでなるエアー源と、上記把持部の内部に埋設された風導パイプと、この風導パイプ内のエアーを上記把持部の表面から放出させるエアー放出部と、片端側が車両と一体の固定体に結合され他端側が上記自動車用ステアリングホイールに結合され、上記エアー源からの出力エアーが導入され得るように上記風導パイプに連通されたエアー連結部と、を具備し、上記エアー源からの放出エアーを上記エアー連結部を介して上記風導パイプに導入し、該風導パイプのエアー放出部から放出させるように構成したことを特徴とする自動車用のステアリングホイールの温湿度調整装置。
IPC (5件):
B62D 1/06 ,  B60H 1/00 102 ,  B60H 1/34 ,  B62D 1/04 ,  B62D 1/16
FI (5件):
B62D 1/06 ,  B60H 1/00 102 R ,  B60H 1/34 F ,  B62D 1/04 ,  B62D 1/16

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