特許
J-GLOBAL ID:200903091100272394

鋼製ボルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176135
公開番号(公開出願番号):特開平7-011412
出願日: 1993年06月22日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 塑性変形を利用した成形による鋼製ボルトの製造において潤滑被膜処理によるリン酸塩被膜のリン成分が鋼内部に浸透するのを防止する。【構成】 潤滑被膜処理工程3で鋼製ボルト素材表面にリン酸塩被膜を形成し,該リン酸塩被膜に潤滑剤を保持させた後、伸線工程4で素材を型を通して引き抜き、ボルト成形工程5で転造によりねじ部の成形を行う。そして、焼入れ工程6で焼入れした後、メッキ工程7で素材表面に厚さ25〜35μmの亜鉛メッキを施し、次いで、熱処理工程8において温度350〜400C、処理時間60〜90分で熱処理を施す。【効果】 リン成分が亜鉛と反応しリン酸亜鉛となってトラップされることにより浸リンが防止され、耐遅れ破壊性が向上する。
請求項(抜粋):
鋼製ボルト素材の表面にリン酸塩被膜を形成し、所定ボルト形状に成形した後、該鋼製ボルト素材の表面に所定厚さの亜鉛メッキを施し、次いで、亜鉛とリンが反応する条件下で熱処理を施すことを特徴とする鋼製ボルトの製造方法。
IPC (5件):
C23C 2/06 ,  C23C 2/34 ,  C23C 22/82 ,  C23F 17/00 ,  C25D 7/00

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