特許
J-GLOBAL ID:200903091104008497

農業の植物生産による大気中のCO2の削減と安全なバイオマス燃料製造販売によるCO2排出権取引のビジネス方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-349089
公開番号(公開出願番号):特開2004-141135
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】地球温暖化の原因として排出量が多いため規制対象として挙げられているCO2については、化石燃料の燃焼に伴い、必然的に排出されてしまい、化石燃料の燃焼によるCO2排出量は、全排出量の8割以上を占めている。しかし、現在、自動車、火力発電所等における化石燃料の使用を削減できないのが現実である。【解決手段】複合発酵法を用いて、砂漠で農業を行い、作物を収穫し、その作物から植物由来のアルコール類を製造し、そのアルコール類を複合エステルと複合酵素の高分子タンパク結合結晶を含むバイオ酵素触媒によって加工し、従来のガソリンエンジンの車両に使用して走行可能であり、かつ低公害の燃料組成物を提供し、植物由来のアルコールを原料とし大気中のCO2を消費(削減)することでシステム全体としてCO2排出量の削減を実現し、削減した排出量を排出権取引市場で売買して地球規模のCO2削減を実現する。
請求項(抜粋):
複合発酵によって砂漠及び農地で大気中のCO2と水を原料として、大気中のCO2削減を目的として農業を行い、収穫した作物の一部を食糧、あるいは飼料とし、残りの澱粉・糖類等々を複合発酵技術によるアルコール製造の原料とし、余剰物を複合発酵による農業を行う場合に用いる土壌改良の為の複合発酵菌床とし、廃棄物ゼロの農業を行い、製造したアルコールから、エタノール、イソプロピル・エーテル、ターシャリー・ブタノール、MTBE、ETBE等々を製造し、複合エステルと複合酵素の高分子タンパク結合結晶を含むバイオ酵素触媒加工によって、金属(特にアルミニウム)腐食、ゴム・樹脂の劣化・腐食を抑制防止し、現況のガソリン以上の安全性をもつバイオマス燃料を製造し、自動車、発電所等の燃料として販売し、ガソリンとの比較で有毒・有害廃棄物、及びCO2の排出を抑制し、システム全体として大気中のCO2を消費(削減)し、その排出権を売買することを特徴とするビジネス方法。
IPC (3件):
C12N1/00 ,  C12P7/14 ,  G06F17/60
FI (3件):
C12N1/00 P ,  C12P7/14 ,  G06F17/60 102
Fターム (13件):
4B064AC02 ,  4B064CA01 ,  4B064CC30 ,  4B064DA11 ,  4B064DA16 ,  4B065AA99X ,  4B065AC14 ,  4B065AC20 ,  4B065CA05 ,  4B065CA06 ,  4B065CA54 ,  4H026AA08 ,  4H026AA15

前のページに戻る