特許
J-GLOBAL ID:200903091107144537

再循環排気ガス冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広渡 禧彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334741
公開番号(公開出願番号):特開平11-132111
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 車両用エンジン、特にディーゼルエンジンの排出ガス中のNOxを低減するために有効な排気ガス再循環に当り、還流排気ガスを冷却してエンジンの体積効率を向上し、出力、燃費等のエンジン性能を改善するEGRクーラにおいて、冷却性能が優れ、小型軽量かつ安価で、しかも耐久性が優れ、車両への搭載性が良い装置を提供する。【解決手段】 EGRガスの通路と冷却流体(通常は空気)通路とを横切って、小さい断面積の多数の貫通した通路を有するセラミック製の円柱状熱交換コア部材を配置し、緩やかに回転させる。冷却流体により冷却された通路部分をEGRガスが通ることによって冷却され、エンジンの体積効率が増大する。コア部材を収容するハウジングの端壁に隣接して配置されたシール板に円板状をなす支持板を回転自在に軸支し、可変速電動モータの出力軸を上記支持板に作動的に連結して、コア部材をその中心部で駆動する。コア部材の回転速度をエンジンの運転状態に応じ変化させてEGRガスの冷却温度を制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの排気ガスの一部を吸気と共に同エンジンのシリンダ内に還流させる排気還流通路と、冷却流体通路とにわたって介装されて回転し、上記冷却流体により冷却されたコア部分を排気ガスが通過することにより同排気ガスを冷却する熱交換コア部材と、同コア部材を回転自在に収容するハウジングとを備え、上記コア部材が、その回転軸線に対し実質的に平行に貫設された多数の小断面積の通路を有するセラミックス製の円柱状部材から構成されると共に、上記回転軸線に対し同軸的に配置された支持板を介し上記ハウジングに支持されかつ回転駆動されるように構成されたことを特徴とする再循環排気ガス冷却装置。
IPC (2件):
F02M 25/07 580 ,  F28D 19/04
FI (3件):
F02M 25/07 580 E ,  F28D 19/04 E ,  F28D 19/04 D

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