特許
J-GLOBAL ID:200903091109638669

燃料タンク補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-008993
公開番号(公開出願番号):特開2002-211685
出願日: 2001年01月17日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【課題】 老朽化した既設の燃料タンクを新たな燃料タンクに交換することなく、既設の燃料タンク内から可燃性燃料の漏洩を防止することができる燃料タンク補修方法を提供すること。【解決手段】 プライマPが乾燥固化して下地層23が形成された後、保護層形成工程が行われる。保護層形成工程では、下地層23の表面全体に不飽和ポリエステル樹脂で構成されるマトリクス樹脂材24が塗布され、このマトリクス樹脂材24の硬化前に補強繊維材25がマトリクス樹脂材24中へ埋入されて敷設される。補強繊維材25は可撓性を有するガラス繊維でシート状に形成されており、マトリクス樹脂材24中へ埋入されると、その補強繊維材25の繊維中にマトリクス樹脂材24が含浸する。補強繊維材25が燃料地下タンクの壁材2全体に敷設されて、マトリクス樹脂材24が硬化すると、FRP保護層26が下地層23上に形成され、かかるFRP保護層26により壁材2の素地2dが被覆される。
請求項(抜粋):
鋼板等の金属壁材により可燃性燃料を包囲して貯留する既設の燃料タンクから可燃性燃料が漏洩することを防止するため、その燃料タンクの金属壁材を補修する燃料タンク補修方法において、可燃性燃料が排出された燃料タンク内側へ高圧の水流を噴射し、その水流により燃料タンク内側の金属壁材面に付着する可燃性燃料の残滓を除去して燃料タンクの外へ排出する洗浄工程と、その洗浄工程により洗浄された燃料タンク内側の金属壁材面を研削して、その金属壁材面から酸化物質を除去するケレン工程と、そのケレン工程により酸化物質が除去された燃料タンク内側の金属壁材面に接着性を有する下塗剤を層状に塗布して下地層を形成する下地形成工程と、その下地形成工程により形成された下地層に耐腐食性および耐薬品性を有する繊維強化樹脂材料を接着して燃料タンク内側の金属壁材面に保護層を形成する保護層形成工程とを備えていることを特徴とする燃料タンク補修方法。
IPC (4件):
B65D 90/04 ,  B65D 88/76 ,  B65D 90/02 ,  B65D 90/22
FI (5件):
B65D 90/04 E ,  B65D 90/04 D ,  B65D 88/76 ,  B65D 90/02 L ,  B65D 90/22 E
Fターム (13件):
3E070AA03 ,  3E070AA13 ,  3E070AB03 ,  3E070BA03 ,  3E070DA01 ,  3E070JA10 ,  3E070JB10 ,  3E070JC10 ,  3E070KC02 ,  3E070MA02 ,  3E070MA03 ,  3E070QA04 ,  3E070VA30
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭52-048823
  • 特開昭63-082986
  • 特開昭52-048823
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