特許
J-GLOBAL ID:200903091110348429

エレクトロニクス用の冷却系統

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528326
公開番号(公開出願番号):特表平11-502300
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】本発明は、蒸発器および凝縮器を含むとともに冷媒の熱対流循環を利用する密封された閉じたパイプ回路を有し、蒸発器が冷却すべき放熱部材と伝熱接触されて熱を該部材から吸収し、その熱が冷媒によりパイプ回路を通って凝縮器へ送られて凝縮器内にて消散される、特にエレクトロニクス部材を冷却するための冷却系統に関する。本発明によれば、パイプ回路(3)は複数の直列に連結された蒸発器(1a,1b,1c)を含み、各々の蒸発器は放熱部材と伝熱接触され、また凝縮された冷媒の液体レベルがパイプ回路(3)の最上位置の蒸発器(1c)より下方となるように凝縮器(2)が位置される。これは、直列連結された蒸発器(1a,1b,1c)によって達成される、パイプ回路(3)に使用された冷媒を蒸発器が部分的に蒸発させた後の循環方向における向上されたポンピング作用によって可能とされる。
請求項(抜粋):
蒸発器および凝縮器を含む密封状に閉じたパイプ回路であって、該回路に用いる冷媒すなわちクーラントが熱対流作用によって駆動されるパイプ回路を有し、蒸発器は冷却すべき放熱部材と伝熱接触されて熱を該部材から吸収し、その熱が冷媒によりパイプ回路を通って凝縮器へ送られて凝縮器内にて消散される、特にエレクトロニクス部材を冷却するための冷却系統であって、パイプ回路(3)が複数の直列に連結された蒸発器(1a,1b,1c)を含み、各々の蒸発器はそれぞれの放熱部材と伝熱接触されており、蒸発器(1a,1b,1c)は一緒になってそれらの蒸発器の下流側におけるパイプ回路(3)に使用された部分蒸発された冷媒のポンピング作用を向上させること、また凝縮された冷媒の液体レベルがパイプ回路(3)の最上位置の蒸発器(1c)より下方となるように凝縮器(2)が位置され、これは直列連結された蒸発器(1a,1b,1c)で達成される向上されたポンピング作用によって可能とされたことを特徴とする冷却系統。
IPC (3件):
F28D 15/02 101 ,  H01L 23/473 ,  H05K 7/20
FI (3件):
F28D 15/02 101 L ,  H05K 7/20 Q ,  H01L 23/46 Z

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