特許
J-GLOBAL ID:200903091113340151

加圧水型原子力発電所の2次系ライン水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-246205
公開番号(公開出願番号):特開平11-064575
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 加圧水型原子力発電所の2次系ライン水を高pH値に調整し、高いアンモニア濃度とした場合でも処理装置の長時間の連続運転を可能にする。【解決手段】 蒸気発生器11に、脱塩室にカチオン交換体のみを充填してなる電気脱イオン装置25Aを連結すると共に、該装置25Aにイオン交換式脱塩装置26Aを連結し、蒸気発生器11から取り出したブローダウン水をまず電気脱イオン装置25Aにて脱塩処理し、アンモニウムイオンの荒取りを行ない、次いで、電気脱イオン装置25Aの出口水をイオン交換式脱塩装置26Aに通水し、脱塩処理する。脱塩処理した処理水を、処理水管27、復水管17を通して蒸気発生器11に還流する。復水管17に復水脱塩装置19を連結すると共に、これと並列的にバイパス管22を設け、復水は通常、バイパス管22を通るようにする。
請求項(抜粋):
蒸気発生器から供給される水蒸気によりタービンを駆動して発電を行った後、水蒸気を復水器で冷却して復水となし、この復水を蒸気発生器に戻す加圧水型原子力発電所の2次系ラインの水処理装置であって、上記復水を蒸気発生器に戻す復水循環路に配設された復水脱塩装置と、上記復水が復水脱塩装置を通らずに蒸気発生器に還流されることができるように復水循環路に設けられたバイパス路と、蒸気発生器から取り出したブローダウン水を脱塩処理する第1脱塩装置と、該第1脱塩装置の後段に設置され、第1脱塩装置により脱塩処理された水を流入せしめて脱塩処理を行なう第2脱塩装置と、前記第1脱塩装置及び第2脱塩装置により脱塩処理された水を蒸気発生器に還流するための還流路とを備え、前記第1脱塩装置は脱塩室にカチオン交換体のみを充填してなる電気脱イオン装置として構成し、且つ第2脱塩装置は、カチオン交換体及びアニオン交換体を使用してなるイオン交換式脱塩装置として構成したことを特徴とする加圧水型原子力発電所の2次系ライン水処理装置。
IPC (4件):
G21C 19/307 GDP ,  B01D 61/48 ,  C02F 1/42 ,  C02F 1/469
FI (4件):
G21C 19/30 GDP D ,  B01D 61/48 ,  C02F 1/42 A ,  C02F 1/46 103

前のページに戻る