特許
J-GLOBAL ID:200903091132891592

画像データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300753
公開番号(公開出願番号):特開平11-136520
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 分離された領域の画像の種類によって周波数分解の処理階層数を変更し、圧縮効率の高い画像データ処理装置を提供する。【解決手段】 第1のウェーブレット変換部201でウェーブレット変換し、像域分離部202で像域分離を行なうと、文字領域Aと絵柄領域Bとが分離される。この分離は係数に分解されて行われる。そして、絵柄領域BにあたるLL1係数を抽出し、そこには0データを埋め込んでおく。抽出された絵柄データのLL1係数はさらに周波数分解され、ここでは、4階層LL4まで周波数分解される。そして、第1のホストコンピュータで4階層LL4まで生成された各係数のうち、絵柄領域Bは第2階層の高周波成分LH2、HL2、HH2を捨てる量子化を行い、文字領域Aは何も捨てず量子化しないとする。そうすると、復元画像では絵柄領域Bは劣化した画像になるが、文字領域Aは完全に復元される。
請求項(抜粋):
原画像データに圧縮処理を施す画像データ圧縮手段を備えた画像データ処理装置において、原画像データを複数の周波数帯域に分解する分解手段と、この分解手段によって分解された周波数帯域に基づいてエッジ領域と絵柄領域とに像域分離する像域分離手段と、この像域分離手段によって分離された領域毎に周波数分解の階層数を変更する階層数変更手段と、を備え、前記原画像データを任意のサイズのブロック単位にサブバンド符号化を行なうときに、前記像域分離手段によってエッジ領域と絵柄領域と像域分離し、前記階層数変更手段によって分離された領域毎に周波数分解の階層数を変更することを特徴とする画像データ処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/41 ,  H04N 1/40 ,  H04N 7/30
FI (3件):
H04N 1/41 B ,  H04N 1/40 F ,  H04N 7/133 Z

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