特許
J-GLOBAL ID:200903091149193708

生ビール樽用フィッティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 景介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088972
公開番号(公開出願番号):特開平9-255096
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 フィッテングを口金から外す際の安全性の向上、ストッパの長寿命化、組立作業性等の向上を図る。【解決手段】 板ばね材から成るストッパ15は立ち上がり部18の上部に第1と第2のストッパ部21と22を連設する。ストッパ15をガスバルブ13等と一体に移動可能に設け、第1、第2のストッパ部21、22をブッシュ5の穴33から突出させる。ガスバルブ13、ストッパ15等を下降させ、ガス流路32を開放して生ビール樽本体1内の残圧を抜くとともに、第1、第2のストッパ部21、22を弾性変形によりブッシュ5内に収め、抜け止め状態を解除し、ブッシュ5等を回転させ、ねじ6、7を緩めて口金4から外す。ブッシュ5等を口金4から強制的に外そうとすると、第1のストッパ部21を口金4の内端面に当接させ、第2のストッパ部22により金属の圧縮方向でバックアップし、生ビール樽本体1内の残圧による飛び出しを規制する。
請求項(抜粋):
生ビール樽本体の口金に取外し可能に螺合されるブッシュに形成された開放部と、上記ブッシュのガス流路をばねの付勢力により閉塞し、ばねの付勢力に抗して開放し得るガスバルブと共に移動し得るように設けられ、上記開放部から突出し得る第1のストッパ部および第2のストッパ部を有する金属製のストッパとを備え、上記ストッパは、少なくとも上記生ビール樽本体内の残圧の抜き取り時における上記ガスバルブによる上記ガス流路の開放位置で、上記第1および第2のストッパ部の少なくとも一方が上記開放部の下縁で押圧されることによる弾性変形により上記第1および第2のストッパ部が上記ブッシュ側に後退され、少なくとも上記ガスバルブによる上記ガス流路の閉塞位置で、反撥弾性により上記第1および第2のストッパ部が上記開放部から外方へ抜け止め状態に突出され、上記第1および第2のストッパ部の抜け止め突出状態での上記ブッシュの回転による上記口金からの離脱時に、上記第1のストッパ部が上記口金の内端面、若しくは上記生ビール樽本体の上鏡の内側面に当接されることにより、この第1のストッパ部が上記第2のストッパ部により金属の圧縮方向でバックアップされてブッシュ等を飛び出し規制するように構成された生ビール樽用フィッティング。

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