特許
J-GLOBAL ID:200903091166969248

ディスクアンバランス補正機構を備えたディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-165577
公開番号(公開出願番号):特開2000-003541
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 偏重心のあるディスクを回転させた場合には偏重心をキャンセルする方向にボールが滑らかに移動でき、偏重心のないディスクを回転させた場合にはボールがうまく分散し、ボールがアンバランスの原因とならない。【解決手段】 ディスククランパ5の内部にディスク回転軸1中心を中心とする円環状のボール転動室18a〜18cを3つ設け、この各ボール転動室18a〜18cにそれぞれ1個のボール19a〜19cを転動自在に配置し、各ボール19a〜19cの質量M1,M2,M3と、ディスク回転時における各ボール19a〜19cのディスク回転軸1中心からの半径、即ち、各ボール19a〜19cが各外周側壁面9a,10a,11aに接触した状態での半径R1,R2,R3との積の総和(=M1×R1+M2×R2+M3×R3)を、予め予想される最大アンバランス質量Mとその半径rの積(=M×r)に等しく設定し、且つ、M1×R1=M2×R2=M3×R3となるよう設定した。
請求項(抜粋):
ディスク回転軸と共に回転する回転体に、前記ディスク回転軸中心を中心とする円環状のボール転動室を径方向または軸方向に異なる径で複数設け、これら各ボール転動室にそれぞれ1個のボールを転動自在に配置したディスクアンバランス補正機構を備えたディスク装置であって、前記複数のボールの質量Mn(n≧2)と、ディスク回転時における各ボールのディスク回転軸中心からの半径Rnとの積がそれぞれ等しく、すなわちほぼM1×R1=M2×R2=...=Mn×Rnとなるように設定されたことを特徴とするディスクアンバランス補正機構を備えたディスク装置。
IPC (2件):
G11B 17/02 ,  G11B 19/20
FI (2件):
G11B 17/02 ,  G11B 19/20 J
Fターム (4件):
5D038CA03 ,  5D038GA10 ,  5D038HA10 ,  5D109DA14

前のページに戻る