特許

J-GLOBAL ID：200903091168941880

自動車用内装材及びその製造方法

発明者： 奥 章祐 ,  増田 雄五郎 ,  伊藤 智啓 ,  永山 啓樹 ,  菅原 浩
出願人/特許権者： 鐘紡株式会社 ,  日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-099127
公開番号（公開出願番号）：特開平8-290503
出願日： 1995年04月25日
公開日（公表日）： 1996年11月05日
要約：

【要約】【目的】 工程数やコストの増加を伴うことなく、高い吸遮音性能、高温環境下で高い剛性を備えた自動車用内装材を提供すること。【構成】 2種の合成繊維ステープル:1.5〜40デニールの耐荷重繊維A及び1.5〜15デニールの熱融着性繊維Bを、5/95〜95/5の重量百分率比で配合し、ニードルパンチングを施して、平均見かけ密度0.01〜0.8g/cm3 の不織布となすに際し、前段階よりも後段階において針深度が減少し、バーブ数及びパンチ数が増加するようニードリング条件を段階的に適宜コントロールした複数段階の片面ニードリングを連続的に施すことにより、厚み方向に連続した繊維密度勾配を付与した不織布よりなる自動車用内装材。

請求項（抜粋）：

熱可塑性重合体よりなる2種のステープル繊維(A)及び(B)を5/95〜95/5の重量百分率比で含み、平均見かけ密度0.01〜0.8g/cm3 に形成した繊維集合体からなり、上記繊維(A)は1.5〜40デニールの繊度を有し、上記繊維(B)は1.5〜15デニールの繊度を有すると共にその少なくとも表面の一部が繊維(A)の軟化点よりも少なくとも20°C低い軟化点を有する熱可塑性重合体よりなり、且つ上記繊維集合体はその高密度表面から密度が厚み方向に連続的勾配を以て傾斜して減少した層を含んでなることを特徴とする自動車用内装材。

IPC (3件)：

B32B 5/14 ,  D04H 1/04 ,  D04H 1/48

FI (3件)：

B32B 5/14 ,  D04H 1/04 ,  D04H 1/48