特許
J-GLOBAL ID:200903091174901270

塩化ビニル樹脂加工物の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-061030
公開番号(公開出願番号):特開平11-255951
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 硬質や軟質の塩化ビニル樹脂製品から、塩化ビニル重合体、可塑剤、添加材等を分別回収できる、塩化ビニル樹脂加工物の再生方法を提供する。【解決手段】 本発明の塩化ビニル樹脂加工物の再生方法は、塩化ビニル重合体及び可塑剤を溶解可能な第1溶剤に塩化ビニル樹脂加工物を溶解して第1液相部分と第1固相部分とに分離する工程、第1固相部分を第1溶剤と接触させて第2液相部分と第2固相部分とに分離する工程、第1液相部分と第2液相部分とを合わせた後可塑剤は溶解できるが塩化ビニル重合体は溶解できない第2溶剤を加え、生成する第3固相部分と第3液相部分とに分離する工程、第2固相部分より溶剤と無機配合剤とを分離回収すること、第3固相部分より溶剤と塩化ビニル重合体とを分離回収すること及び第3液相部分より溶剤と可塑剤を含む有機配合剤とを分離回収することの、少なくとも1以上を行う工程、を含んでなる。
請求項(抜粋):
少なくとも塩化ビニル重合体及び可塑剤を溶解可能な第1溶剤に塩化ビニル樹脂加工物を溶解して第1液相部分と第1固相部分とに分離する工程、前記第1固相部分を前記第1溶剤と接触させて第2液相部分と第2固相部分とに分離する工程、前記第1液相部分と前記第2液相部分とを合わせた後少なくとも可塑剤は溶解可能であるが塩化ビニル重合体は溶解不能である第2溶剤を加えて、生成する第3固相部分と第3液相部分とに分離する工程、前記第2固相部分より溶剤と無機配合剤とを分離回収すること、前記第3固相部分より溶剤と塩化ビニル重合体とを分離回収すること及び前記第3液相部分より溶剤と可塑剤を含む有機配合剤とを分離回収することの、少なくとも1以上を行う工程を含むことを特徴とする塩化ビニル樹脂加工物の再生方法。
IPC (4件):
C08J 11/08 CEV ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C08L 27:06
FI (3件):
C08J 11/08 CEV ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 P

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