特許
J-GLOBAL ID:200903091178895711
濃淡パターンマッチング装置および方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
島田 明宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-272616
公開番号(公開出願番号):特開2003-085565
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 光学的変動やパターン形状に影響されることなく、濃淡画像について精度よくパターンマッチングを行う。【解決手段】 投影データ取得部110と微分データ取得部120により、テンプレート画像の画素値をY方向の列毎に加算した後にX方向につき空間微分してX軸投影微分テンプレートデータを算出し、テンプレート用メモリ130に保存する。同様にしてY軸投影微分テンプレートデータを算出して同様に保存する。次にターゲット画像データから、サイズがテンプレートと同一で位置が互いに異なる画像を順次切り出し、その切り出し画像からXおよびY軸投影微分データを算出する。相関データ取得部140は、これらのデータとテンプレート用メモリ130内の投影微分テンプレートデータとからXおよびY軸投影正規化相関値を算出し、位置決定部150は、それらの相関値が最大となる切り出し画像の位置を最適位置(Xm,Ym)として出力する。
請求項(抜粋):
テンプレートを表す濃淡画像であるテンプレート画像と当該テンプレート画像よりもサイズの大きい濃淡画像であるターゲット画像との間のパターンマッチングにより、当該ターゲット画像において当該テンプレートに最も類似するパターンの位置を検出する濃淡パターンマッチング装置であって、前記ターゲット画像から位置が互いに異なりサイズが前記テンプレート画像と同一の部分画像を順次切り出す画像切り出し手段と、前記部分画像の画素値を縦方向の列毎に足し合わせることにより1次元データである横軸投影ターゲットデータを算出すると共に、前記部分画像の画素値を横方向の行毎に足し合わせることにより1次元データである縦軸投影ターゲットデータを算出する投影ターゲットデータ算出手段と、前記テンプレート画像の画素値を縦方向の列毎に足し合わせることにより1次元データである横軸投影テンプレートデータを算出すると共に、前記テンプレート画像の画素値を横方向の行毎に足し合わせることにより1次元データである縦軸投影テンプレートデータを算出する投影テンプレートデータ算出手段と、前記横軸投影ターゲットデータを横方向につき空間的に微分することにより横軸投影微分ターゲットデータを算出すると共に、前記縦軸投影ターゲットデータを縦方向につき空間的に微分することにより縦軸投影微分ターゲットデータを算出するターゲット微分手段と、前記横軸投影テンプレートデータを横方向につき空間的に微分することにより横軸投影微分テンプレートデータを算出すると共に、前記縦軸投影テンプレートデータを縦方向につき空間的に微分することにより縦軸投影微分テンプレートデータを算出するテンプレート微分手段と、前記画像切り出し手段によって順次切り出される部分画像につき、前記横軸投影微分ターゲットデータと前記横軸投影微分テンプレートデータとの正規化相関値である横軸投影正規化相関値、および、前記縦軸投影微分ターゲットデータと前記縦軸投影微分テンプレートデータとの正規化相関値である縦軸投影正規化相関値を算出する相関値算出手段と、前記画像切り出し手段によって順次切り出される部分画像のうち前記横軸投影正規化相関値が最大となる部分画像の横方向の位置、および、前記画像切り出し手段によって順次切り出される部分画像のうち前記縦軸投影正規化相関値が最大となる部分画像の縦方向の位置を求める位置決定手段とを備えることを特徴とする濃淡パターンマッチング装置。
IPC (3件):
G06T 7/60 150
, G06T 7/00 300
, G06T 7/00
FI (3件):
G06T 7/60 150 B
, G06T 7/00 300 D
, G06T 7/00 300 G
Fターム (4件):
5L096FA36
, 5L096FA69
, 5L096GA02
, 5L096JA03
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