特許
J-GLOBAL ID:200903091185659586

トラクション伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安藤 惇逸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287982
公開番号(公開出願番号):特開平11-108137
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 キャリアに各遊星軸がその一端で支持されると共に軸線方向へのブッシュの移動が制限されたトラクション伝動装置を提供する。【解決手段】 複数の遊星ローラ9の公転を低速軸3に伝動するキャリア12を有する遊星機構6が介設され、各遊星軸11外周に太陽ローラ7の半径方向に沿って平坦面23が平行に形成され、且つ各ブッシュ10外周に遊星ローラ9の筒孔16内周の円柱面31と摺接可能な円柱面33が形成されると共に各ブッシュ10の溝孔15内周に遊星軸11の各平坦面23と摺接可能な平坦面24が太陽ローラ7の半径方向に沿って平行に形成されてなるトラクション伝動装置において、前記キャリア12に各遊星軸11がその一端で支持されると共に、各ブッシュ10にフランジ19が、キャリア12と遊星ローラ9との間隙に該遊星ローラ9と摺動可能に配置されるように半径方向に突設されている。
請求項(抜粋):
ケースに高速軸と低速軸が同軸線上に対向して支承されると共にそれらの間に遊星機構が介設され、該遊星機構が、高速軸にそれと同心に連結された太陽ローラと、太陽ローラと同軸線上にケースに対して回転不能に設けられた軌道リングと、太陽ローラの回りに等角度間隔で配置され、太陽ローラに外接されると共に軌道リングに内接され、且つ軸線方向への移動を制限された複数の遊星ローラと、各遊星ローラをブッシュを介して回転可能に且つ太陽ローラの半径方向に変位可能に支承する遊星軸と、各遊星軸を支持すると共に低速軸にそれと同心に連結されたキャリアと、各遊星ローラと太陽ローラ及び軌道リングとの各接触面に所要の圧接力を与える圧接力発生手段とからなり、各遊星軸による遊星ローラの前記支承に際して、遊星軸がブッシュの軸線方向の溝孔に摺嵌されると共にブッシュが遊星ローラの筒孔に摺嵌され、各遊星軸外周に太陽ローラの半径方向に沿って平坦面が平行に形成され、且つ各ブッシュ外周に遊星ローラの筒孔内周の円柱面と摺接可能な円柱面が形成されると共に各ブッシュの溝孔内周に遊星軸の各平坦面と摺接可能な平坦面が太陽ローラの半径方向に沿って平行に形成されてなるトラクション伝動装置において、前記キャリアに各遊星軸がその一端で支持されると共に、各ブッシュにフランジが、キャリアと遊星ローラとの間隙に該遊星ローラと摺動可能に配置されるように半径方向に突設されたことを特徴とするトラクション伝動装置。
FI (2件):
F16H 13/08 E ,  F16H 13/08 F

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