特許
J-GLOBAL ID:200903091190057381
細胞遺伝子の分析法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-514401
公開番号(公開出願番号):特表平8-507678
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】試料細胞中の染色体を以下のように識別する方法:基板上に試料細胞を固定する;検出可能な標識を有する核酸プローブを、このプローブが細胞中の特定型の染色体と選択的にハイブリッド形成を行うことのできる状態において、前記試料細胞に接触させ、ハイブリッド複合体を形成する;試料中の標識された各錯体を光学的に検出する;所定の数の近接する標識付き複合体を1グループにまとめる;1グループの位置と次に近接する標識付き複合体の位置との間の距離に基づいて距離パラメータを生成する;各グループに対する距離パラメータを標準距離値に比較して、試料中の細胞の染色体を識別する。
請求項(抜粋):
試料細胞において、一細胞当たり特定型を有する染色体数を自動決定する方法であって、 前記方法が、以下(a)から(g)のステップより構成されていることを特徴とする細胞遺伝子の分析法。 (a)基板に試料細胞を固定する。 (b)検出可能な標識を有する核酸プローブを用い、前記プローブが、前記細胞における前記特定型染色体の標的核酸配列と好適にハイブリッドを形成する条件下、前記プローブと試料細胞とのハイブリッド複合体を形成させ、ここで、各々の複合体は標識領域を形成する。 (c)試料において、各々標識された領域を検出する。 (d)前記各々検出された標識領域に対する基板上の位置を決定する。 (e)所定数の近接した標識領域を領域グループとして定義し、そして、各々の領域グループに対する基板上の位置を決定する。 (f)前記領域グループの位置とすぐ近傍の標識領域の位置との距離に基づいて距離パラメーターが算出され、試料中の各々の領域グループに対する前記距離パラメーターを記録する。そして、 (g)各々の領域グループ間の前記距離パラメーターを少なくとも細胞核の直径と等しい値と比較する比較段階により、最も接近した領域グループが同一細胞内に存在するか否かを決定し、試料細胞における一細胞当たり特定型の染色体数を決定する。
IPC (4件):
C12Q 1/68
, G01N 33/50
, G01N 33/566
, C12N 15/09
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