特許
J-GLOBAL ID:200903091190818412

ビニルアセテートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161360
公開番号(公開出願番号):特開平5-184927
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【構成】 SiO2またはSiO2-Al2O3 混合物から結合剤によってプレス成形される担体粒子にパラジウムおよび/またはそれの化合物およびアルカリ金属化合物、および追加的にカドミウム化合物および/または金および/またはそれの化合物が担持されている触媒を製造するに当たって、a)焙焼された担体粒子を、担体粒子のプレス成形の間に使用した結合剤のカチオンが担体粒子から遊離されなく成るまで、SiO2 またはSiO2 -Al2 O3 混合物と反応しない酸で洗浄し;b)次いで担体粒子をパラジウム、および金またはカドミウムで含浸処理し;c)次いでこの含浸処理された担体粒子を、この方法で担体粒子の上に生じる貴金属シェルの厚みが少なくとも実質的にもはや変化しなくなるまで、塩基の溶液と接触させ;そしてd)担体粒子をアルカリ金属化合物で含浸処理する。【効果】 この方法で、貴金属シェルを持つ担持触媒が得られる。
請求項(抜粋):
SiO2 またはSiO2 -Al2 O3 混合物からC2 〜C26カルボン酸のLi、Mg、Al、Zn、FeまたはMn塩の一種以上を含む結合剤でプレス成形されそして酸素含有ガス中で500〜900°Cで0.25〜5時間に亘って焙焼しそしてその後に1〜15mmの粒度で50〜250m2 /gの比表面積および0.4〜1.2ml/gの孔容積を持つ--その際に孔容積の5〜20% が200〜3000オングストロームの半径を有する孔で形成されそして孔容積の50〜90% が70〜100オングストロームの半径を有する孔で形成されている--担体粒子に、パラジウムおよび/またはそれの化合物およびアルカリ金属化合物、および追加的にカドミウム化合物および/または金および/またはそれの化合物が担持されている触媒の製造方法において、a)焙焼された担体粒子を、担体粒子のプレス成形の間に使用した結合剤のさらなるカチオンが担体粒子から遊離されなく成るまで、SiO2 またはSiO2 -Al2 O3 混合物と反応しない酸で洗浄し;b)次いで担体粒子をパラジウム、および金またはカドミウムで含浸処理し;c)次いでこの含浸処理された担体粒子を、この方法で担体粒子の上に生じる貴金属シェルの厚みが少なくとも実質的にもはや変化しなくなるまで、塩基の溶液と接触させ;そしてd)担体粒子をアルカリ金属化合物で含浸処理することを特徴とする、上記方法。
IPC (8件):
B01J 23/60 ,  B01J 23/66 ,  B01J 23/89 ,  B01J 35/10 301 ,  B01J 37/02 101 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 67/055 ,  C07C 69/15

前のページに戻る