特許
J-GLOBAL ID:200903091191049994

大豆蛋白質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306941
公開番号(公開出願番号):特開平9-121780
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 低濃度の無機塩の水溶液を用いて大豆蛋白質を抽出しても、フィチン酸及びその塩を充分に除去することができ、脱塩処理を行う必要がなく、したがって、製造工程が容易で、経済的にも有利な、フィチン酸及びその塩の含量の低い大豆蛋白質の製造方法を提供する。【解決手段】 大豆蛋白質含有原料に0.05〜3.0 重量%の無機塩の水溶液を添加し、pH7.5 〜9.0 になるように調整して大豆蛋白質を溶解させ、不溶性成分を除去して抽出液を得、この抽出液を、塩濃度0.2 〜1.0 重量%、pH5.0 〜5.7 になるように調整して酸沈殿させ、沈殿物を採取し、この沈殿物に水又は1.0重量%以下の無機塩の水溶液を添加し、pH5.0 〜5.7 になるように調整し、撹拌して沈殿物を採取する工程を少なくとも1回以上行うか、あるいは、酸沈殿により得られた沈殿物を再溶解させ、再び酸沈殿させて、沈殿物を採取する。
請求項(抜粋):
大豆蛋白質含有原料に0.05〜3.0 重量%の無機塩の水溶液を添加し、pH7.5 〜9.0 になるように調整して大豆蛋白質を溶解させ、不溶性成分を除去して抽出液を得る抽出工程と、上記抽出液を、塩濃度0.2 〜1.0 重量%、pH5.0 〜5.7 になるように調整して酸沈殿させ、沈殿物を採取する酸沈殿処理工程と、上記沈殿物に水又は1.0 重量%以下の無機塩の水溶液を添加し、pH5.0 〜5.7 になるように調整し、撹拌して沈殿物を採取する工程を少なくとも1回以上行う洗浄工程とを含むことを特徴とする大豆蛋白質の製造方法。
IPC (2件):
A23J 3/16 502 ,  A23L 1/305
FI (2件):
A23J 3/16 502 ,  A23L 1/305
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭45-000094

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