特許
J-GLOBAL ID:200903091195173797

2ウェイクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-161927
公開番号(公開出願番号):特開2000-346098
出願日: 1999年06月09日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトな設計でトルク容量を確保できる安価な2ウェイクラッチを提供することである。【解決手段】 合成樹脂製保持器5のポケット4の周方向に対向する辺縁に、ころ3に当接される舌状片9を保持器5と一体に形成し、薄い合成樹脂の舌状片9の可撓性を利用して、ころ3をくさび空間に押し付け、中立点6の周方向いずれかの側のカム面7a、7bに係合させることにより、ポケット4への別体のばねの取り付けを不要としたのである。
請求項(抜粋):
内外輪の間の環状空間に、係合子を保持する複数のポケットを有するリング状の保持器が配置され、対向する内輪の外径面または外輪の内径面のいずれか一方に、中立点から両側周方向へ前記環状空間の半径方向隙間を狭めるように傾斜する複数のカム面が設けられ、これらの各カム面と対向する前記環状空間内の各位置に、前記ポケットに保持された係合子が配され、これらの係合子を前記各中立点のいずれか一方側でカム面と係合させるように、クラッチ方向の切り替え手段が設けられた2ウェイクラッチにおいて、前記保持器を合成樹脂で一体に形成し、保持器の周方向を向いて対向する各ポケットの2つの辺縁に、ポケットの内方に突出し、前記係合子に可撓的に当接される舌状片を形成したことを特徴とする2ウェイクラッチ。

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